2025年9月24日水曜日

B マタイによる欽定訳)

6章  済

1. 人々の前であなたがたの施しをしないように、注意せよ。彼らに見られないようにするためにしている。それでは、もろもろの天におられる汝の父からは、報酬を受け取れない。
2. 汝らが施しをする時は、偽善者たちがはスナゴーグ通りで人々から栄誉を受けるためにするように、汝の前で、ラッパを鳴らすな。アーメン。は汝に言う。彼らはその報酬を受けてしまっているのだ。
3. 汝は慈善の施しをする時には、汝の右手がしている事を左手には、知らせるな。
4. そうすれば、汝の施しが密かのものとなって、密かの(所で)見ておられる汝の御父ご自身が公然と、汝に報いて下さるであろう。
5. 又、汝が祈る時、偽善者たちのようであつてはならない。
なぜなら、彼らは人々に見られるために、これらのスナゴーグや、通りの角に立って祈る事を愛している。アーメン。は言う。彼らはその報酬を受けてしまっている。
6. しかし、汝が祈る時は、秘密の部屋の中に入り、そはその戸を閉め、密かな所におられるあなたの御父に祈れ。そうすれば、密かな所で見ておられるあなたの御父は、公然と、あなたに報いて下さるのであろう。
7. また、あなたがたは、祈る時には、異教徒たちのように、空しい繰り返しを用いるな。彼らは自分たちの口数の多さによって、彼らの祈りが聞かれると考えている
8. しかし、彼らのようにするな。汝の父は、汝らの父
に求める前に、必要とする事共を知っておられるのである。
9.  そこで、汝な、このように祈りる。『におられる、私たちのお父さま御名があがめられますように。
10. あなたの王国を来たらせて下さい。あなたのみこころで行われているように、地上でも行わせて下さい。
11.  私たちに、今日必要な食物をお与え下さい。
12. 私たちが、私たちの負債者を赦しておりますように、私たちの負債をお赦し下さい。
13. 又、私たちを試みの中に入れず、から開放して下さい。あなたの王国と、と、栄光とは永遠に至るからです。アーメン。』
14. もし、汝らが、もろもろの過失から赦しているならば、もろもろの天におられる汝のの父も又、汝を赦して下さるであろう。
15. しかし、もし彼らを、もろもろの過失から赦してあげていないなら汝の父も、同様に、汝の、もろもろの過失を赦して下さらないであろう。
16. 汝が断食をするときは、偽善者たちのようであってはいけない。彼らは、自分が断食をしていることを人々に表すためだ、彼らのを暗く装っている。アーメン。私は汝に言う。彼らはその報酬を完受けてしまっている。
17. だから、汝は、断食をする時には、あなたの頭に油を塗り、顔を洗え。

18. そうして、人間にではなく、密かな所にいる、汝のに、汝の断食が明らかになり、そして密かな所で見ている、あなたのが、公然とあなたに報いて下さるためである。
19. あたがたの宝を、この地上に蓄えるな。こでは、虫と錆とが台無しにし、盗人が掘り出して盗み出すのである。
20. そこで、汝らの宝を、天に蓄。そこでは、虫も錆も台無しにすることがなく、又、盗人が掘り出す事も盗む事もない。
21. あなたがたの宝のある所には、あなたがたの心もまた、あるからである。
22. この体の光は、目である。だから、汝の目が健全であれば、その体の光も完全である。
23. しかし、もし、汝の目が悪ければ、体全部が暗くなる。もし、あなたの内にあるその明かりが暗ければ、それは、どんなにひどい暗闇であるか?
24. だれも、二人の主に仕えてはいられない。一方を憎み、そして、他方を愛するからある。又、一方を支持するが、他方を軽蔑するからである、天の神にも仕え、マンモン(富と強欲の神)にも仕えることはできない。
25. それ故、はのらに言う。何汝らは食べ、何を飲むのかと、汝らは魂のために心配し、また、何を着ようかと、あなたがたの体のために心配していてはいけない。その命は、食べ物に勝り、又、その体は、着物に勝っていないか?
26. 空の鳥たちを見なさい。彼らは蒔かず、刈り取らず、集めて倉に入れる事もしていない。しかし、天にいます、あなたがたの御父は、彼らを養っておられる。あなたがたは、彼らより、はるかに優れた者ではないのか?
27. 又、あなたがたの内の、だれが心配する事によって、彼の身長を一キュービット加える事ができるのですか?
28. また、何故、着るものについて心配しているなか?野のユリたちが、どのようにして育つのかをよく考えなさい。彼らは働かず、紡いでもいない。
29. しかし、汝に言う。ソロモーンも、彼の栄耀栄華の中でさえも、これらの中の一つほどにも装ってはいなかった。
30. 今日は、野にあるが、明日にはに投げ入れられる野の草でさえも、天の神はこのように装って下さるのなら、尚更のことあなたがたにして下さらない事があろうか?ああ、信仰の小さな者たちよ。
31. だから、心配して、『何をわたしたちは食べるのか、何をわたしたちは飲むのか、又、何を着るのか』と言っていてはならない。
32. これらの物はすべて、異教徒たちが慕い求めているものではないか。におられるあなたがたの父は、あなたがたにはこれらの物すべてが必要である事をご存じなのてある
33. だから、まず、天の神の王国と、彼の義とめよそうすると、これらの物はみな汝に加えられるのである。
34. だから、明日について心配するな。それらの事は、明日自身が心配するからでのやっかい事は、それだけで十分である。

マタイふくいんしよ


1. その時、イエスのところに、エルサレムから法学者たちとファリサイ派の人々が来て言った。
2. 「なぜ君の弟子たちはせんぞたちの伝統を破っているのか。彼らはパンを食べる時に、手を洗わないではないか。」
3. しかし、イエスは彼らに答えて仰せになった。「汝らこそ、なぜ、天の神ご命令に、汝らの言い伝え背いているのか。
4. 天の神は、命じて、こう仰せになった。『汝の父と、汝のを敬え。また、父、または母の事を悪く言う者は、死刑に処せよ。』
5. しかし、汝らは、こう言っている。『だれでも、その父、又は母に向かって、「何であっても、わたしからあなたに利益を与える物は、ささげ物なのです。」と言えば、もはや、その人は父と母とを敬わなくてもよい』と。
6. こうして、汝らは、先祖らの言い伝えのゆえに、天の神ご命令を空しくしてしまっている。
7. 偽善者たちよ、イザヤは、あなたがたについて、よくも預言して言ったものだ。
8. 『この人々は、その口では私のところに言い寄って、その唇でを賛美する。しかし、彼らのから遠く離れている。
9. だから、彼らがを礼拝しても無駄だ。人間共の戒めを教えとして教えているからだ。』」
10. そして、彼らの所に呼んで仰せになった。 「聞け。そして、悟れ。
11. から入る物で、その人を汚す物などはない。しかし、から出て来る物、これが、その人を汚すのである。」
12. その時、の弟子たちがの所に来て彼に言った、「あのファリサイ派の者たちがお言葉を聞いて、気分を害したのをご存じですか。」
13. しかし、は答えて仰せになった。「にいる私の父がお植えにならなかった植物は、すべて根ごそぎにされる。
14. 彼らを放って。おけ彼らは目の見えない人を手引きする、めくらたちだ。もし、めくら見えない人を手引きするならば、両方ともに入って落ち込んでしまう。」
15. そこでペテロが答えて言った、「このたとえ話について、説明して下さい。」
16. しかし、イエスは仰せになった。「汝らまで、まだわかっていないのか。
17. から入る物は、何でも胃袋に入り、そして、排泄されるのがまだわからないのか
18. しかし、から出て、から出てくる物共、これらこそがを汚しているのである。
19. と言うのは、心から出てくるもろもろの邪悪な推理や、殺人、姦淫、淫行、盗み、虚偽の証言、人に対する中傷はその心から出て来るからである。
20. これらの事共がその人を罪深くしている。しかし、洗い両手で食べる事がその人を罪深くする事などはない。」
21. さて、イエスはそこを出発して、ツロとシドーンの地方に去られた。
22. すると、見よ、その地方から、一人のカナン人の女性がの所に出て来て、大声で叫んで言った、「よ、ダビデの息子よ、私をあわれんで下さい。私の娘が悪霊(ダイモニオン)に取りつかれているのです。」
23. しかし、は彼女に一言も返事をなさらなかった。そこで弟子たちが来てに願って言った、「彼追い払ってさい。後ろで叫んでいます。」
24. しかし、は答えて仰せになった。「私はイスラエルの家の失われた羊以外には、遣わされていない。」
25. しかし、彼女はのもとに来て、拝みながらこう言った、「よ、私をお助け下さい。」
26. しかし、は答えて仰せになった。子供たちからパンを取って、子犬たちに投げるのは、良くないことである。」
27. しかし、彼女は言った、「そうです。よ、でも子犬たちは、彼らの主人たちの机から落ちる食べ物のかけらは、食べています。」
28. その時、イエスは彼女に答えて仰せになった。「ああ、女のよ、あなたの信仰は大したものだ。あなたの願いのようになれ。」そして、その時から、彼女の娘はいやされた。
29. さて、イエスはそこからガリラヤ湖の向こう岸にこられた。そして、に登り、そこに腰をお掛けになった。
30. すると、大いなる群衆が来た。彼らは足の不自由な人々、目の不自由な人々、ろう者たち、身体障害者たちや他の多くの人々を連れて来て、彼らをイエスの足の所におろした。そこでは、彼らをおいやしになった。
31. その群衆は、ろう者たちが話しだし、身体障害の人々が健やかな体となり、足の不自由な人々が歩き、目の見えない人々が、見えるようになったのを見て驚かされ、主なるイスラエルの神を賛美した。
32. しかし、イエス彼の弟子たちを呼び寄せて仰せになった。「この群れが、かわいそうでならない。もう、三日もわたしたちと共にいるのに、彼らは何も食べる物がない。またらを空腹のまま去らせたくはない。そうでないと、の途中で弱りきってしまう。」

33. すると、彼の弟子たちはに言った、「荒野で、このような一大群衆を満足させるほどの食物を、わたしたちは一体、どこから手にいれるのですか。」 
34. すると、イエスは仰せになった。そこで彼らは答えた。「七個です。それに魚がいくらかあります。」
35. すると、彼は群衆に座るようにと、お命じになった。
36. そして、七個のパンと、をとり、感謝をささげながら、それらを裂き、弟子たちに与えられた。そして、弟子たちは、それを群衆に分け与えた。
37. それで、皆がそれを食べ、満腹した。そして、食べ残した分は、七つの手籠に一杯になった。
38. 又、食べた人々は、女性と子供たちのほかに、男性が四千人であった。

39. さて、群衆を解散させてから、は小舟に乗られ、マグダラの諸地方に入って行かれた。

B マタイ福音書7章 (欽定訳)

7章

1. 汝は裁かれないように他人を裁くな
2. 汝らが裁いていその裁きによっ汝らも裁かれ、また、汝らが量っているその量りで、汝らも反対に量り返されるからである。
3. なぜ、汝の兄弟の目にあるごみを見ながら、汝にある大きな角材がわからないのか?
4. 又、汝の兄弟に『あなたの目から、そのごみを取り除かせなさい。』と言うのか?見なさい、汝の目には、大きな角材があるではないか。
5. 偽善者よ、まず汝の目から、大きな角材を取り除け。そうすれば、あやはっきりと見えるようになって、汝の兄弟の目から、そのごみを取り除くのである。
6. 聖なるものを、犬どもに与えてるな。又、汝のもろもろの真珠をに投げるな。彼らがそれらの物を、その足で踏みにじって汝らに向かって来ないためである。
7. 求め続けよ。そうすれば、あなたがたに与えられる。捜して続けよ。そうしたら、あなたがたは見つける。叩き続けよ。そうすれば、それはあなたがたに対して、開かれる。
8. 求めている者は、皆受けているし、捜している者は見つけ出している。又、叩いている者に対しては、開かれているのである
9. 汝の中で、もしも自の息子がパンを求めているのに、石を与える人がどこにいるのか。
10. 又、彼が魚を求めているのに、彼にサソリを与えるのか? 
11. たとえ、汝が悪い性格であると知っていても、汝の子供たちには、もろもろの良い物を与える事を知っているならば、なおさらの事、どんなにか、もろもろの天におられるあなたがたの御父が、に求め続ける者たちに、良い物をお与え下さらないはずがないではないか。
12. だから、何ごとでも、人々にあなたがたにして欲しいと願う事をみな、汝も、彼らに、そのようにしてあげなさい。これこそがであり、又、もろもろの預言なのである。
13. 狭い門から入れ。滅亡に続く門は広く、又、その道は幅が広いからである。そして、多くの人々が、それを通って入って行く。 
14. しかし、命に続く門は狭くてその道は細い。そして、それを見つける人は僅かである。
15. しかし、偽預言者たちに気をつけよ。彼らは羊の衣をまとって、汝の所にやって来る。しかし、その内側は強欲な狼なのである。
16、彼らは彼らの果実によって彼らを見分ける事ができる。(農夫は)茨共から葡萄の一房を集め、あざみからイチジクを集めのか?
17. そのように、すべての良い木は良い実を実らすが、悪い木は悪い実を実らせるのある。
18. 良い木は邪悪な実を実らせる事は出来ないし、頽廃した木が価値のある実を実らせる事も出来ない。
19. 良い実を実らせていない木は、すべて切り倒されてに投げ入れられている。
20. だから、汝らは確かに、彼らのによって彼らを知るのである。
21. 私に向かって、『よ、よ、』と言う者が皆、もろもろの天の王国に入るのではないもろもろの天におられます、私の父のみこころを行う者が入るのである。
22. その日には、多くの者が言う。『よ、よ、あなたさまの御名によって、私たちは預言し、あなたさまの御名によって、ダイモニオン共を追い出し、あなたさまの御名によって多くの有力な業共をなし遂げてきたではありませんか。』
23. しかし、その時、は彼らにはっきり言う。『お前たちの事は、全く知らなかった。から離れて行け、不法を行う者共!』
24. そこで、のこれらの言葉を聞いて、それを行うすべての人を、私は岩の上に彼の家を建てた賢い人にたとえよう。
25. さて、雨が降り、洪水がやって来た。そして、も幾度か吹いてきて、その家に打ちつけたが、それは倒れない。それは、の上に土台を置いているからである。
26. 又、のこれらの言葉を聞いて、それを行わないすべての人を、の上に彼の家を建てた、ある愚かな人にたとえよう。
27. そして、が降り、洪水がやって来た。そして、が幾度かその家に吹きつけると、それは倒ら壊してしまった。そして、その壊れ方はひどいものであった。」
28. さて、イエスがこれらの事共を話し終わると、群衆たちは、その教えに驚かされた。
29. イエスが彼らに権威を持つ者のように教えられ、法学者たちのようではなかったからである。