2025年1月1日水曜日

B マタイ福音書8章 (欽定訳)

8章  済

1. さて、から下られると、大勢の群衆が後を追って来た。
2. すると、見よ、一人のレプラ患者が来て、を礼拝してこう言った。「よ、あなたさまのおぼしめしでございますならば、あなたさまには、この者を清くする事ができます。」
3. すると、イエスは手を延ばして彼に触れ、こう仰せになった。「そうしてあげよう。清められよ。」すると、直ちに彼のレプラは清められた。
4. それから、イエスは彼に「だれにも話さないように、気をつけなさい。ただ、行って、あなた自身を祭司に見せ、そして、彼らに証明するために、モーセが命じたささげ物をしなさい。」と仰せになった。
5. さて、イエスがカペルナウムに入られると、の所に一人の百人部隊の指揮官が来て、に切に願って
6. こう言った。「よ、私の僕が麻痺でひどく苦しんで家で寝込んでいるのです。」
7. すると、イエスは彼にこう仰せになった。が行って、その人を治してあげよう。」
8. すると、その百人部隊の指揮官は答えて言った、「よ、私はあなたさまに、この(私の家の)屋根の下に来ていただく価値のない者です。しかし、ただ、お言葉を下さい。そうすれば、わたしの僕はいやされます。
9. と言いますのは、私も又、権威の下にある者ですが、私自身の下にも兵士たちがおります。そして、私が一人の者に『行け』と言えば、彼は行きます。又、他の者に『来い』と言えばその者は来ます。又、私のこの僕に、『これをするように』と言えば、彼はそれをしてくれるのです」
10.イエスはそれを聞いて驚き、そしてついて来ている者たちに仰せになった。「アーメン。はあなたがたに言う。このイスラエルの中にさえ、これほどの信仰は見たことがなあ。
11. それで、あなたがたに言う。からも、西からも、多くの者たちが来て、アブラハムや、イサク、ヤコブと共に、もろもろの天の王国で横になる
12. しかし、王国の息子らは、外の暗闇の中に投げ出され、そして、そこで、泣き叫んだり、歯ぎしりしている。」
13. そして、イエス百人部隊の指揮官に仰せになった、「行きなさい。そして、あなたが信じたように、あなたに起こるように。」すると、彼の僕はその時間の内にいやされた。
14. それから、イエスがペテロの家に入ると、彼の姑が熱で寝込んでいるのをごらんになった。
15. そこで、が彼女の手に触れられると、彼女の熱は去ってしまった。そして、彼女は起き上がって彼らをもてなした。
16. 夕方になると、彼らはの所に多くのダイモニオンの虜にされている人々を連れて来た。すると、御言葉をもって霊共を追いし、又、悪いところのある人々を、はすべてお癒しになった。
17. こうして、預言者イザヤによって語られた御言葉が実現した。そこではこう仰せになっている。「はわたしたちの弱さをご自身が取り、彼ご自身がわたしたちの病を負われた。」
18. さて、イエスの周りにいる大勢の群衆を見て、対岸に向けて出発するようにと、お命じになった。
19. すると、そこに一人の法学者が来て彼に言った、「先生、あなたの行かれる所ならどこへでも従って行きます」。
20. しかし、イエスは彼にこう仰せになった。「たちはそれぞれの穴を持ち、空の鳥たちはそれぞれの巣を持っているが、人の子には、を置く場所もない。」
21. 又、彼の弟子たちの一人が「よ、先ず、私の父親を葬りに行かせて下さい。」と言った。
22. しかし、イエスは彼に仰せになった。についてきなさい。そして、死人は彼らの死人が葬るに、まかせておきなさい」。
23. さて、がその舟に乗り込まれると、彼の弟子たちが従った。
24. すると、見よ、でひどいしけが起こり、幾度かに呑まれてしまった。しかし、は眠っておられた。
25. それで、彼の弟子たちは、の所に来て、を起こしてこう言った。「よ、私たちを助けて下さい。私たちは死んでしまいます。」
26. すると、彼らに仰せになった。「どうして、おまえたちはそんなに臆病なのか。何と小さな信仰なのだろう」。そして、は起きて、とをお叱りになった。するとそこには、大いなる静寂があった。
27. そこで、彼らは驚いてこう言った。「この方は、一体何者なのか。でさえも、には従順に従うのか」。
28. さて、対岸の、ゲルゲネサの国に来ると、墓場の中から非常に凶暴で、だれもその近くの道を通る事ができない、二人のダイモニオンに取りつかれた者が出て来るのに会われた。
29. そして
見よ、彼らは叫んでこう言った。「俺たちと、あんたとの間が、何だっていうんですか?イエス天の天の神の息子よ、まだ、が来ていないのに、俺たちを苦しめに来たというんですか?」
30. さて、彼らから離れた所に一群の豚の大群が飼われていた。
31. そこで、ダイモニオン共がに願ってこう言った。「もし、俺たちを投げ出すのなら、あの豚どもの群れの中に行かせてくれませんか?」。
32. すると、はその者共に仰せになった。「行け」。そこで、出ていって、その豚の群れの中に去った。すると、見よ、豚の群れは、全部が一斉に駆け下って崖からの中に飛び込み、の中で死んでしまった。
33. そこで飼い手たちは逃げだし、の中に入って、すべての事と、ダイモニオンに取りつかれた者たちの事を人々に告げた。
34. すると、見よ、町の者たちは皆がイエスに会うために出てきて、にお会いいすると、彼らの地域を去るように願った。

B マタイ福音書9章 (欽定訳)

9章

1. そこで、に乗り込み、はそこを過ぎて、ご自分の町にお帰りになった。
2. すると、見よ、彼らは一人の麻痺患者を、寝床のまま運んできた。イエスは彼らの信仰を見て、その麻痺患者に仰せになった。「喜びなさい。子よ。あなたのもろもろの罪は赦されている。」
3. すると、見よ、そこにいた、数人の法学者たちが、心の中で、「この男は、の神聖を冒涜している。」と言い合った。
4. そこで、イエスは、彼らの考えを見て仰せになった。「なぜ、あなたがたはその心の中で悪い事を考えているのか。
5. それでは、『あなたの罪は赦された』と言うのと、『起き上がって歩け』と言うのと、どちらが易しいのか。
6. しかし、人の子が、この地上でもろもろの罪を赦す権威を持っていることを,あなたがたが知るために」。それから、その麻痺患者に仰せになった。「起き上がって、あなたの寝床を取り上げてに帰りなさい。」
7. すると、彼は起き上がって彼の家に帰って行った。
8. これを見た群衆は驚いて、このような権威を人々にお与えになった天の神をほめたたえた。
9. さて、イエスがそこを去ろうとする時、マタイと呼ばれる徴税請負人が取税所に座っているのを見て、彼に、「についてきなさい。」と仰せになった。そこで彼は立ち上がってについて行った。
10. さて、その後、彼らが彼ので席に座っていると、見よ、大勢の徴税請負人たちや罪人たちがやって来て、イエスや、彼の弟子たちと共に席に着いていた。
11. それを見たファリサイ派の者たちが彼の弟子たちに言った、「なぜ君たちの教師は、徴税請負人たちや罪人たちと一緒に食事をしているのか。」
12. しかし、それを聞いて、イエス彼らに仰せになった。「強い者たちには、医者は必要がない。しかし、弱いところを持っている者たちには必要である。
13. 行って、『が望むものは、あわれみであって、犠牲ではない』とは、何かを学びなさい。私が来たのは義人たちを招くためではなく、罪人らを招いて回心させるためなのだ。」
14. ところで、ヨハネの弟子たちがに近寄ってきてこう言った。「なぜ、私たちとパリサイ派の者たちとが、多くの断食をするのに、あなたの弟子たちは断食をしないのですか」。
15. そこで、イエスは彼らに仰せになった。「花婿が共にいる間に、花婿の友人(息子)らは悲しむ事ができようか。しかし、彼らから花婿が取り去られる日が来る。そして、その時は、彼らは断食をする。
16. しかし、古い着物に余裕のない布でつぎをする者はいない。そのようなことをすれば、その着物を引き破って、もっと悪くなってしまう。
17. 又、彼らは新しいワインを古い革(の袋) に入れたりはしない。そんな事をすればその革(袋)は張り裂け、ワインは流れ出る。彼らは、そうはしないで、新しいワインは新しい革に入れる。そうすれば、両方とも保たれるからである。」
18. これらの事をが話しておられる時、見よ、一人の指導者がのもとに来て、を拝んで言った、「私の娘がたった今息を引き取りました。しかし、来て、あなたさまの御手を置いて頂ければ、彼女は生き返ります。」
19. そこで、イエスは立ち上がって、彼の弟子たちと、その人の後について行った。
20. さて、見よ、十二年間も長血を患っている一人の女性が後ろから来て、彼の着物の端に触った。
21. 彼女が心の中で、「もしこの方の着物にさわりさえすれば、私はなおる。」と思ったからである。。
22. しかし、イエスは振り向いて、彼女を見て仰せになった。「娘よ、喜んでいなさい。あなたのその信仰が、あなたを癒したのです。」すると、その時から、彼女はいやされたのである。
23. それから、イエスはその指導者の家にお入りになり、笛を吹くものや、群衆が騒いでいるのを見て、
24. 彼らに仰せになった。「向こうへ行きなさい。その娘は死んだのではなく、眠っているのだ。」すると、彼らはを笑った。
25. しかし、群衆を外に出すと、は中に入り、その娘のを取って娘をお起しになった。
26. そこで、その知らせはそのすべての地方に広められた。
27. さて、イエスがそこを過ぎようとされると、二人の盲目の人がの後を追って来て、叫びながら言った、「ダビデの息子よ、私たちをあわれんで下さい。」
28. そして、にお入りになると、その盲目の人たちはの所に来た。そこでイエスは彼らに仰せになった。「あなたがたは、にそのような事ができると、信じているのか。」 彼らはに言った。「そうです。よ。」
29. そこでは、彼らの目に触れて仰せになった。「あなたがたの、その信仰に従って、あなたがたに起これ。」
30. すると、彼らの目が開かれた。そして、イエスは彼らに厳しく命じて仰せになった。「だれにもこの事を知られないように、心していなさい。」
31. しかし、彼らは出ていって、その地方全体に、の事を知らせてしまった。
32. さて、一行がそこから出て行くと、ダイモニオンの虜になっている、一人の言葉の話せない男が連れてこられた。
33. それで、ダイモニオンを追放されると、その口のきけない男性が言葉を話したので、群衆は驚いて言った、「イスラエルで、このような事は見た事がない。」
34. しかし、ファリサイ派の者たちは、「は、ダイモニオン共の頭によって、これらのダイモニオン共を追い出しているのだ。」と言った。
35. さて、イエスはすべての町々村々に出て行き、彼らのスナゴーグで教え、王国の福音を布告し、人々の中の、すべての病気、すべての弱っている者をお癒しになっ
36. らに深く同彼ちになった。「収穫は当に多いのだ。しかし、働き人の数がたりない。

38.  だから、収穫の主に、の収穫のために、働き人たちを送り出して頂くように願うべきです。」

B マタイ福音書10章 (欽定訳)

10章  済

1. それから、彼の十二弟子を召し、彼らに汚れた霊を制して、それらを追い出し、又、すべての病、すべての体の弱っている所を癒す権威をお与えになった。
2. さて、十二人の弟子たちの名前はこれらである。第一に、ペテロと呼ばれているシモーン、そして、彼の兄弟、アンドレアス、ゼベダイの家のヤコボスと、彼の兄弟、ヨハネース、
3. フィリッポスとバルソロマイオス、ソーマスと、徴税請負人マタイオス、アルファイオスの家ヤコボス、又、サダイオスの呼び名で呼ばれている者、レバイオス、
4. カナニテースのシモーン、そして、を渡した者、イスカリオーテスのユーダスであった。
5. イエスは、これら十二人を送りだす時に、彼らに命じ、こう仰せになった、諸国民たちの道には入るな!又、サマリヤ人たちの町にも入るな!
6. それより寧ろ、イスラエルの家の、失われた羊の所に行け。
7. そして,行ったら、こう宣言しせよ。もろもろの天の王国は近づいた。』と。
8. 病人たちを癒し、レプラの人たちは清め、死人たちを蘇らせ、ダイモニオン共は投げ出せ。ただで与えられたのだから、ただで与えよ。
9. 金も、銀も、銅貨も、おまえたちの腰帯に入れて行くな、!
10. 道筋のために財布をも、二着のチューニックも、二足のサンダルも、また(予備)の杖も、用意しないでよい。働き人はその食物を得る値打ちがあるからだ。
11. そして、町でも村でも、入ったなら、その中のだれがふさわしいかを尋ね出して、出発するまではそこに留まれ。
12. そして、その家に入ったなら、挨拶をせよ。
13. その上で、もし、その家が本当にふさわしければ、汝らの平安はその上に来る。しかし、ふさわしくなければ、汝らの平安は汝らに帰ってくる。
14. 又、だれも汝らをを受け入れず、汝らの言葉を聞きもしないならば、その家、あるいはその町を出て行く時に、汝らの足の塵を払い落とせ!
15. そうだ。は汝らに言う。裁きの日には、ソドムとゴモラの地の方がその町よりはより堪え易い。
16. 見よ。おまえたちを遣すが、狼共の真ん中にいる羊のようだ。だから、毒蛇のように思慮深く、鳩のように素直であれ!
17. しかし、人々には注意せよ、彼らはおまえたちをサンヘドリンに引き渡し、彼らのスナゴーグで汝らを鞭打つから。
18. 又、汝らは、のために、支配者たちと王たちとの前に、彼らと異教徒とに対して証しをするために連行される。
19. しかし、彼らがおまえたちを引き渡しても、何をどのように話すべきかを心配するな。語らなければならない言葉はその時に与えられるからだ。
20. 語る者は、汝らはなく、汝の内にあって語っておられる、汝らの御父の霊なのである
21. しかし、兄弟は兄弟を、父は子を死に引き渡し、又、子供たちは両親たちに対して立ち上がり、彼らを殺すであろう。
22. そして、汝らは、私の名のゆえに、すべての人々に憎まれる。しかし、終わりまで耐え忍ぶなら、彼は救われるのです。
23. しかし、彼らがこの町で汝らを迫害するならば、他の町に逃げよ。アーメン。は汝らに言う。人の子が来る時までに、汝が、イスラエルのすべての町を巡り終える事は決してない。
24. 弟子は師を越える事はないし、がその主人を越える事ない。
25. 弟子は、師のようになれば十分であるし、は、主人のようになれば十分である。もし、彼らが家の主人をベルゼブルと呼ぶならば、その僕たちに対してはどんなにか、大げさに言うであろか。
26. だから、彼らを恐れてはいけない。覆われているもので、それを暴露されないものはない。また、知られないままの隠し事もないからである。
27. が闇で話している事を、真昼の太陽の下で語り、又、耳元で汝らが聞てい
28. 又、を殺しても、を殺すことの出来ない者共を恐れてはいけない。おまえたちは、それより、魂も体もゲヘナで滅ぼす力のあるお方を恐れていなさい。
29. 二羽のすずめは一アサリオンで売られてはいませんか?しかし、彼らの一羽たりとも、おまえたちの御父の許しがなくてこの地に落ちる事はない。
30. しかし、汝らの髪の毛さえも、すべてが数えられている。
31. だから、恐れていてはいけない汝らは、すずめ共よりもはるかに優れた者ではないか。
32. 人々の前でを告白する者は皆、もまた、天にいる私の父の前で彼を告白する。
33. しかし、人々の前で、私を否定するなら、私もまた、もろもろの天にいる私の御父の前で、彼を否定する。
34. がこの地に平和を投じる為に来たと考えるな!は平安ではなく、剣を投げ込むために来たからである。
35. は、人を父親から、また、娘を母親から、嫁をから分離させるために来たのであり、
36. 又、家の主人に対して、彼の家の者たちが敵となる。
37. よりも父、母を愛している者は、にふさわしくない。又、息子、娘を以上に愛している者は、にふさわしくはない。
38. 又、自分の十字架を持たないでの後についてきている者は、にふさわしくないのである。
39. 自分の命を見出している者はそれを失い、のために命を失った者は、それを見出すのです。
40. おまえたちを受け入れている者は、を受け入れているのであり、又、を受け入れている者は、を送られた方を受け入れているのです。
41. 又、預言者の名に於いて預言を受け入れている者は、預言者の報いを受けます。また、義人の名によって義人を受け入れている者は、義人の報いを受けるのです。

42. 又、だれでも、ただ、一人の弟子の名に於いてこれらの小さな者たちの一人に、一杯の冷たい水を飲ませてくれるならば、アーメン。はおまえたちに言う。彼がその報いを失う事は決してありません」。

B マタイ福音書16章 (欽定訳)

16章  済

1. さて、ファイサイ派の者たちと、サドカイ派の者たちとが来て、試みようとして、に、からの証拠を見せるように求めた。
2. しかし、はその者たちに答えて仰せになった。「夕になると、あなたがたは言うではないか。『明日は晴れだ。』と。それは、が赤いからだ。
3. 又、には、『今日は荒れだ。』と言う。が赤いからだ。偽善者たちよ、あなたがたはの様子を知って見分けながら、時々の徴候を見分けられないのか。
4. 悪くて不純な世代は徴を求める。しかし、預言者ヨナの徴以外には、一つの徴も与えられない。」そして、彼らを残して去って行かれた。
5. さて、彼の弟子たちは向こう岸に渡ったが、彼らはパンを携えるのを忘れていた。
6. すると、イエスは彼らに仰せになった。ファリサイ派の者たちとサドカイ派の者たちのパン種とは気をつけて用心していなさい。」
7. すると、彼らは互いに議論し合って言った、「きっと、わたしたちがパンを持って来なかったからだ。」
8. さて、イエスはこれを知って、彼らに仰せになった。「信仰が小さいことだ。どうして汝らは、パンを持って来なかったからといって、議論しているのですか。
9. 汝には、五千人の時の、五つのパンの事がまだわかっていないのですか。又、覚えていないのか?(その残りを)幾つの手かごに拾い上げたのか?
10. また、あの四千人の時の、七つのパンはどうだったのか?幾かごに拾い上げたのか?
11. どうして、ファリサイ派の者共や、サドカイ派の者共のパン種に注意せよ、とが言ったのが、パンについての事ではないことがわからないのか。」
12. その時、彼らはが仰せになったのは、パン種の事などではなく、あのファリサイ派サドカイ派との教えの事であることを悟ったのである。
13. さて、イエスは、フィリッポ・カイサリヤの沿岸に入って行きながら、彼の弟子たちに尋ねて、こう仰せになった。
「彼らは、人の子のことを、だれと言っているのか?」
14. そこで、彼らは言った、「ある人はバプテスマのヨハネ、と言い、他の人はエリヤ、と言い、又、別の人々は、エレミヤか、預言者たちの一人だ、と言っています。」
15. はこう仰せになった。「それでは、汝らは、がだれと言うのか?」
16. シモン・ペテロが答えて言った、「あなたこそ、キリスト、生ける天の神の息子です。」
17. そこで、イエスは答えて仰せになった。「汝は幸いだ、バルヨナ・シモーン。これを汝に啓示したのは、血肉ではなく、もろもろの天にいるわたしの父だからである。
18. そこで、も汝に言おう。汝はペテロである。そして、この岩の上に私の教会を建てよう。ハデスのもろもろの門もそれに勝つ事はない。
19. また、は汝に、もろもろの天の王国の鍵束を授けよう。汝がこの地上で拘束するものは何でももろもろの天でも拘束され、又、汝がこの地で解く事は何でも、もろもろの天においても解かれるであろう。」
20. その時、彼の弟子たちに、だれにも、イエスキリストであることを話してはいけないとお命じになった。
21. その時から、イエス彼の弟子たちに、がエルサレムに入り、長老たちや祭司の長たち、また、法学者たちから多くの迫害を受け、そして殺され、且つ、三日目には復活しなければならない事を、示し始められた。
22. すると、ペテロイエスをつかまえて、を咎め始め、こう言った、「恵みがありますように。よ。あなたさまに、決してそんなことは起きません。」
23. しかし、イエスは振り向いて、ペテロに仰せになった。「退け、サタンよ。の邪魔者め。お前の考えは、天の神に属する事ではなく、人間たちの事だ。」
24. その時、イエス彼の弟子たちに仰せになった。「だれでも、について来たいなら、自分自身を捨てて自分の十字架を負って、それからに従ってきなさい。
25. だれでも彼の命を救おうとする者は、皆それを失う。しかし、のために彼の命を失っている者は、それを見出すのである。
26. もし、彼が世界のすべてを得ているとしても、その魂を失なっているならば、何の利益になるのか?それとも、彼は、何を与えてその魂に換えるというのか?
27. 人の子彼の使いたちと共に、御父の栄光の中を来る時に、はそれぞれに、その行いに従って報います。
28. アーメン。は、おまえたちに言う。人の子が、彼の王国のうちに来るのを見るまでは、決して死を味わわない者たちが、これらの、ここに立っている人々の内にいるす。

B マタイ福音書18章 (欽定訳)

18章  済

1. その時、弟子たちがイエスの所に来てこう言った。「もろもろの天の王国で、一番偉大なのは、一体だれでしょうか。」
2. するとイエスは一人の幼い子を呼び、はその(子)を彼らの真ん中に座らせて
3. 仰せになった。「アーメン。は汝ら言う。汝らは回心してこの幼い子のようにならなければ、決してもろもろの天の王国に入れない。
4. だれでも、この幼い子のように身を低くする者、彼がもろもろの天の王国では一番偉大である。
5. また、だれでもこの子のような幼い子を、この私の名によって受け入れるならば、を受け入れているのである。
6. しかし、だれでも、を信じている幼い子供たちの一人をつまずかせるならば、彼の首に引き臼をぶら下げて、海の深みに沈められた方が、彼のために益である。
7. これらのつまずきのために、世界は忌まわしいことだ。これらのつまずきが来るのはやむを得ません。しかし、そのつまずき共を来たらせるような者には災いあれ!
8. また、もし汝の手か、汝の足が汝のつまずきの元となるならば、それらを切り捨てて、汝から投げ捨てなさい。足が無かったり、身体障害者となったりしても、に入る方が、両手両足を持ったままで、永遠の火の中に投げ入れられるよりも、汝のためには良い。
9. 更に、もし汝の目が、おまえのつまずきの元になるならば、それを抜き出して、汝から投げ出しなさい。両目を持って、火炎のゲヘナに投げ入れられるよりは、片目でに入る方が汝のために良い。
10. これらの小さな者たちの一人をも軽んじないように、注意していなさい。はおまえたちに言う。天にいる彼らの天使たちは、絶えず(もろもろの)天におられる私の御父の御顔を見ている。
11. 人の子は、失われてしまった人を救うために来たのである。
12. おまえたちはどう考えるだろうか?だれかが百匹の羊を持っているとして、それらのうちの一匹が迷い出たとする。そしたら、彼は九十九匹を山々の上に置いて、迷い出たものを捜しに行かないだろうか。
13. そして、もし彼がそれを見つけたとしたら、アーメン。私は言う。彼は迷わなかった九十九匹のことよりも、その(一匹)のことで喜ぶのです。
14. それと同様に、これらの小さな者たちのひとりが滅びることは、もろもろの天におられる、おまえたちの御父の喜ばれることではない。
15. しかし、もし、あなたの兄弟があなたに対して罪を犯すならば、彼の所に行って、あなたと彼だけの所で彼をとがめなさい。もし、彼が聞いてくれたなら、あなたは自分の兄弟を得たのである。
16. しかし、もし彼が聞こうとしないならば、二人か三人を連れて来なさい。二人か三人の証人によってすべての言葉は立てられるのである。
17. しかし、もし、彼が彼らにも聞こうとしないならば、教会に申し出なさい。彼が教会にも聞こうとしないならば、あなたは、彼を諸国民や徴税請負人のように扱いなさい。
18. アーメン。は言う。地上でおまえたちが繋ぐことは、においても繋がれるし。汝がこの地上で解くことは、でも解かれるのであるす。
19. は繰り返して言う。もし、汝らのうちの二人がこの地上で同意ができるならば、どんな事についてであっても彼らが求めるならば、もろもろの天におられる私の父は、その事をして下さるのである。
20. 二人、又は、三人が私の名によって集まっているなら、そこに、も彼らの真ん中にいるからである。」
21. その時、ペテロが彼の所に来て言った、「よ、私に対して罪を犯している私の兄弟に、私は何度まで彼を許すべきですか?七回までですか?」
22. イエスは彼に仰せになった。はおまえに七回までとは言わない。七の七十倍までしなさい。
23.  もろもろの天の王国は、ある人に対して、僕のことを評価する一人の王のようだからです。
24. さて、彼が負債の計算し始めた時、彼のもとに一万タラントの負債を負って連行された者がいた。
25. しかし、彼には支払うための持ち合わせがなかった。そこで、彼の主人は彼に対して、彼の妻と、子供たちと、持っている物全部を売り払って支払いを済ませるようにと命じた。
26. そこで、はひれ伏し、彼を拝んで言った、『主よ、お待ちください。きっと全部をお支払いいたしますから。』
27. すると、その主人はその僕がかわいそうになって、彼を放し、彼の借金を免じてやった。
28. しかし、その僕が出て行くと、彼の仲間の僕を見つけた。その人は彼に百デナリの借金があった。そこで彼をつかまえてのどを締め上げて、こう言った、『お前の借金を返せ。』
29. そこで、彼の仲間の僕は彼の足元にひれ伏して彼に願い、こう言った、『待って下さいませんか。きっと、全部お支払いしますから。』
30. しかし、彼は許そうとしないで、行って、その人が借金を支払ってしまうまで、その人を牢獄に投げ込んでおいた。
31. しかし、起こった事の始終を見ていた彼の仲間の僕たちは、非常に悲しんだ。そして、彼らの主人の所に行って、その出来事のすべてを話した。
32. すると、彼の主人は彼を呼んで言った、『悪い僕。お前が願ったから、私はあの借金全部を許してやったのだ。
33. お前も、私がお前をあわれんでやったように、お前の仲間の僕をあわれんでやるべきではなかったのか。』
34. そして、彼の主人は怒り、彼が借金全部を支払うまでは、彼を拷問係に渡した。
35. このように、天の私の御父も、おまえたちが自分の兄弟の過失を心から許さないならば、そのようにされる。」

B マタイ福音書19章 (欽定訳)

19章  済

1. さて、イエスはこれらの御言葉を語り終えると、ガリラヤを退いて、ヨルダンの向こう側の諸地方に来られた。
2. すると、多くの群衆がを追ってきたので、はそこで彼らをお癒しになった。
3. さて、ファリサイ派の者たちが、試みようとしてのところにやって来た。そして、にこう言った。「どんな理由があっても、彼の妻と(結婚を)解消するのはおきてにかなっていますか。」
4. しかし、は答えてこう仰せになった。あなたがたは、造られた方が、初めから男と女とに造られたことについて、読んだことがないのか。
5. 『そして仰せになった。「それゆえに、男はその父と母とを離れ、彼の妻と結ばれる。だから、その二人は一つとなる。」』とあるのを。
6. それだから、彼らはもはや二人ではなく、一つの体なのだ。天の神が互いに合わせたものを、人が引き離してはならない。」
7. 彼らはに言った、「それでは、どうしてモーセは離縁状を渡して彼女を去らせるようにと命じたのですか。」
8. は彼らに仰せになった。「モーセはあなたがたの心が頑固なのを見て、あなたがたの妻との結婚の解消を許したのだ。しかし、最初からそうではなかった。
9. それで、はあなたがたに言う。だれでも不貞のためではなくて自分の妻を離縁して他(の女性)と結婚する者は、姦淫の罪を犯している。また、離縁された女と結婚する男も姦淫の罪を犯しているのだ。」
10. 彼の弟子たちに言った、「もし、妻に対する夫の立場がそうだとするならば、結婚しない方が良いです。」
11. しかしは彼らに仰せになった。「これらの言葉を受け入れられるのは、すべての人ではなく、そうされている人に与えられているのである。
12. というのは、母の胎内にいる時から、そのように独身となるように生まれついている人々がいるし、また、人々から独身者にさせられた人たちもいる。さらに、もろもろの天の王国のために自分から独身となっている人々もいる。それを受け入れる事ができるならば、その人は受け入れなさい。」
13. さて、のところに小さな子供たちが、彼の両手を、その上に置いて祈って頂くために連れて来られた。しかし、弟子たちは彼らをしかった。
14. しかし、イエスは仰せになった。「子供たちを止めてはならない。彼らがの所に来るのを禁じてはならない。もろもろの天の王国は、このような者たちのものです。」
15. そして、の両手を彼らの上に置き、それから、はそこを出発された。
16. さて、見よ、ある人がのもとに来て言った、「良い先生、私が永遠の命を持つようになるには、どんな良いことをすればよいのでしょうか。」
17. すると、は彼に仰せになった。「どうして、あなたはのことを、良い者、と呼ぶのか。天の神以外に、良いお方はいない。しかし、もしあなたが、に入りたいと願うのなら、もろもろの法を守りなさい。」
18. 彼はにこう言った。「どの?()ですか。」 そこでイエスは仰せになった。「あなたは殺すな。あなたは姦淫の罪を犯すな。あなたは盗むな。あなたは偽りを言うな。
19. あなたの父親と、あなたの母親とを敬え。あなたの隣人を、あなた自身のように愛せよ。」
20. すると、その若い男性はに言った、「それらすべてのことは、私の若い時から守っております。まだ欠けているものは何でしょうか。」
21. イエスは彼に仰せになった。「もしあなたが完全でありたいなら、行ってあなたの財産を売って、貧しい人に与えなさい。そして、にあなたの宝を積み、そして、について来なさい。」
22. しかし、そのお言葉を聞いて、若者は悲しんで去って行った。彼は多くの持ち物を持っていたからである。
23. そこでイエス彼の弟子たちに仰せになった。「アーメン。私は汝らに言う。富んだ人がもろもろの天の王国に入るのは、難しいことだ。
24. は、もう一度汝らに言う。富んだ人が天の神の王国に入るよりは、ラクダが針の目を通り抜ける方が、まだやさしい。」
25. これを聞いた彼の弟子たちは非常に驚いて、言った、「それでは、だれが救われることができるのだろうか。」
26. しかし、イエスは彼らを見ながら彼らに仰せになった。「人には、これは不可能なことだ。しかし、天の神には、すべての事が可能である。」
27. その時、ペテロに言った、「ご覧ください。私たちはすべてを置いて、あなたに従って参りました。それで、私たちに、何をいただけますか。」
28. そこでイエスは彼らに仰せになった。「アーメン。について来た汝らに言う。が改まる時、人の子彼の栄光の座に着くが、汝らも又、十二の座に着いて、このイスラエルの十二の部族を裁くことになる。
29. また、だれでも、彼の家、あるいは兄弟たち、また姉妹たち、あるいは父、母、妻、子供たち、また土地を私の名のために置いた人々は、百倍を受け、また、永遠の生命を受け継ぐであろう。
30. しかし、最初の人の多くは、最後となり、最後の人が最初になるのである。

B マタイ福音書17章 (欽定訳)

17章

1. さて、六日の後、イエスはペテロとヤコブ、そして、彼の兄弟のヨハネを連れて個人的に彼らを高い山に導き入れられた。 
2. すると、彼らの前で、彼のお姿が変わり、彼の顔太陽のように輝き、また、彼の服は光のように白くなった。
3. また、見よ!モーセとエリヤとがと共に現れて、と語り合っていた。
4. そこで、ペテロイエスに答えて言った。「よ、私たちがここにいるのは、素晴らしいことです。もしお望みでしたら、私たちはここにテントを三つ作りましょう。一つはあなた様のため、また、一つはモーセ様のために、また、エリヤ様のために一つを。」
5. しかし、彼がまだ話している内に、見よ、光輝く雲が彼らをおおった。又、見よ、その雲の中から声があって、こう仰せになった、「これは、私の子、愛される者である。この者にあって、は喜びを見いだしている。汝らは、に聞き従え。」
6. そして、弟子たちはそれを聞いて顔を伏せ、非常に恐れた。
7. それから、イエスは彼らの所に来て彼らに触れ、そして仰せになった。「起きなさい。恐れていてはいけない。」
8. 彼らが目をあげて見ると、彼らはイエス以外にはだれも見なかった。
9. さて、彼らがその山から下りる時、イエスは戒めて、こう仰せになった、人の子が死から復活させられるまでは、だれにもこの光景を話してはいけない」
10. そこで、彼の弟子たちはに問うて、こう言った。「なぜ、もろもろの書物には、最初にエリヤが来なければならない、と書いてあるのですか。」
11. すると、イエスは彼らに答えて仰せになった。「もちろん、エリヤが最初に来て、それからすべての事が元どおりになります。
12. しかし、はおまえたちに言っておく。エリヤは既に来たのです。しかし、彼らは彼を認めず、かえって、何でも彼らの好きなことを彼にしてしまった。そして、人の子もまた、彼らから[同じように]されようとしています。」
13. その時、弟子たちは、バプテストのヨハネについて語られたことを悟ったのである。
14. さて、彼らが群衆の所に来ると、一人の男性がの所に来て、彼に向かってひざまずき、
15. そして、こう言った。「よ、私の息子にあわれみをかけてやって下さい。気がおかしくなってしまっていて、ひどく苦しまされているのです。しばしば彼はの中に落ち込み、又、の中に落ち込むのです。
16. そこで、私は彼をあなたのお弟子たちの所に連れて来たのですが、彼らには治すことが出来ませんでした。」
17. そこで、イエスは答えて仰せになった。「ああ、なんと、不信仰で、堕落した世代なのか。私はいつまであなたがたと一緒にいられようか。いつまで、あなたがたに忍耐できるだろうか。彼をここに、の所に連れて来なさい。」
18. さて、イエスは彼をおしかりになった。すると、彼からダイモニオンが出ていった。そして、その時から少年はいやされたのである。
19. その時、弟子たちがイエスの所に、(人々から)離れて来て言った、「どうして私たちには、彼を追い出せなかったのでしょうか。」
20. すると、イエスは彼らに仰せになった。「おまえたちの、その不信仰のためです。アーメン。はおまえたちに言う。もし、おまえたちが一粒のからしだねほどの信仰を持っているならば、おまえたちがこの山に向かって、『ここから向こうに動け』と言うならば、それは動く。そして、おまえたちに不可能なことは何もありません。
21. しかし、この種のものは、祈りと断食によらなければ出て行きません」
22. さて、彼らがガリラヤにとどまっている間に、イエスは彼らに言われた。「人の子は人々の手に渡されようとしている。
23. そして、彼らはを殺すが、彼は三日目によみがえらされます。」すると、彼らは非常に悲しんだ。
24. それから、彼らがカペルナウムに入ると、ディドラクマを受け取る者たちが来て、ペテロに言った、「あなたの先生はこのディドラクマを納めないのですか。」
25. 彼は「納めます。」と言った。さて、彼が家に入ると、イエスが彼に先んじて、こう仰せになった。「シモーンよ、どう考えますか。地の王たちは、彼らの息子たちから税や貢を受けるのだろうか、それとも、他の人々から受けるのだろうか。」
26. ペテロは言った、「他の人たちからです。」 イエスは彼に仰せになった。「それなら、息子は収めなくてもよいわけです。

27. しかし、私たちが彼らをつまずかせないために、に行って釣り針を投げなさい。そして、最初に取れた魚を取り、その口を開けると一枚の銀貨が見つかるから,それを持っていって、とおまえの分として、彼らに納めなさい。」

B マタイ福音書20章 (欽定訳)

20章  済

1. もろもろの天の王国は、朝早く、自分のブドウ畑のために労働者たちを雇いに出かけた、ある家の主人のようだ。
2. 彼は労働者たちと、一日に一デナリ(を支払うと)で合意すると、彼らを自分のブドウ畑に送った。
3. さて、第三の時ころに行ってみると、彼は他の者たちが何もしないで市場に立っているのを見た。
4. そこで、彼は彼らに言った、『あなたがたもブドウ畑に行きなさい。そうすれば、私が相応のものをあげるから。』そこで彼らは出かけた。
5. およそ第六時ころ、また第九時ころ、彼はまた同じようにした。
6. さて、第十一時ころに行ってみると、彼は他の人々が何もしないで立っているのを見た。そこで彼らに言った、『どうしてあなたがたは働かないで、一日中立っているのかね。』
7. 彼らは彼に言った、『だれも私たちを雇ってくれなかったからです。』彼は言った、『あなたがたもあのブドウ畑に行きなさい。そうしたら相応のものを受け取れるから。』
8. さて、夕方になって、ブドウ畑の主人が彼の管理人にこう言った。『労働者たちを呼びなさい。そして、その給料を、最後の者から始めて、最初の人まで払ってあげなさい。』
9. そこで、これらの、およそ十一時ころに来た人々が来て、彼らはそれぞれ一デナリを受け取った。
10. さて、最初の人々が来たが、彼らはもっと多くもらえると思っていたが彼らも同じように、一デナリづつを受けとった。
11. しかし、それを受け取ると、彼らは家の主人につぶやいて、
12. こう言った。『これらの最後の人たちが働いたのは、一時だけではないですか。それなのに、あなたは暑い一日重い物を持ち運んでいた私たちと、彼らと同じにするのですか。』
13. しかし、彼は彼らの一人に答えて言った、『「友よ、私はあなたに悪いことはしていない。あなたは私と一デナリということで合意したではないか。
14. あなたの分を持って行きなさい。しかし、私はこれらの最後の人たちにも、あなたと同じ様にしてあげたいのだ。
15. それとも、これらの私のものを、私の思いのとおりにするのは、私にとって不法であるというのか。私が良いので、あなたの目には悪いのか。』
16. このように、最後の人たち最初になり、そして最初の人たち最後になる。多くの人々が呼ばれるが、選ばれる者は少ないからである。」
17. さて、イエスエルサレムに上られる途中、十二弟子たちを連れてを離れ、そして彼らに言われた。
18.「見よ、私たちはエルサレムに上る。そして、人の子は、祭司長たち法学者たちに渡される。そして彼らはに死を宣告する。
19. そして、彼らは諸国民たちに、あざけりのため、また、鞭を打つため、そして十字架に架けるために渡す。しかし、三日目に復活するであろう。」
20. その時、のところに、ゼベダイの息子たちの母親が、息子たちと共に来て、拝しながら何かを願った。
21. そこで、は彼女に言った、「あなたたちは何を望んでいるのか。」彼女は彼に言った、「あなた様の御国で、私の、この二人の息子たちの一人をあなた様に、一人をあなた様に座るようにおっしゃってください。」
22. しかし、イエスは答えて仰せになった。「汝らは、何を願っているのかを承知していない。汝らは
がまさに飲もうとしている杯を飲み、が受けようとしている、バプテスマを受けることができるのかか。」彼らはに言った、「(私たちは)できます。」
23. そこでは彼らに仰せになった。「もちろん、汝らは私の杯を飲み、またが受けようとしているバプテスマをも受ける。しかし、私の右に座り、また左に座ることは、が授けることではなく、私の父によって備えられた人のためのものなのである。」
24. それを聞いていた十弟子たちは二人の兄弟たちのことで憤慨した。
25. そこで、イエスは、彼らを呼んで仰せになった。「汝らは、諸国の支配者たちが、彼らの上に支配権を握り、また、大いなる者たちは彼らの上に権威を持っていることを知っている。
26. しかし、汝らの中ではそうであってはいけない。逆に、だれでも汝の間で大いなる者になりたいならば、彼は、汝らの召使いでありなさい。
27. また、だれでも、汝の間で一番の人になりたけれは、その人は汝らの僕でありなさい。
28. 人の子でさえ、仕えられるために来たのではなく、逆に多くの人々に仕えるため、そして彼の命を多くの人々の贖いのために与えるために来たのだから。」
29. さて、彼らがエリコから出て来ると、大群衆がについてきた。
30. そして、見よ、二人の目の見えない人が道路脇に座っていて、イエスが通り掛けられると聞くと、叫びだして、こう言った、「私たちをあわれんで下さい。よ、ダビデの御子よ、」
31. しかし、群衆は静かにするようにと、彼らを叱り付けた。しかし、彼らは一層激しく叫んで、こう言った、
よ、ダビデの御子よ、私たちにあわれみを!」
32. そこでイエスはとまって彼らを呼ばれた。そして仰せになった。「あなたたちはに何をして欲しいのか。」
33. 彼らはに言った、「よ、私たちのこの両目を開けて下さい。」
34. すると、イエスは彼らを心からかわいそうに思って、彼らの両目に触れられた。すると、彼らの両目はすぐに光を受けた。それから彼らはについていった。

B マタイ福音書21章 (欽定訳)

21章  済

1. さて、彼らがエルサレムに近づいて、オリーブ山に向かい合うベースファゲーに入って来た。それからイエス二人の弟子たちを遣わして
2. 彼らにこう仰せになった。「汝らのが向こうの村に入って行くと、つながれているロバと、子ロバとを見つける。それを解いてのところに連れてきなさい。
3. もしだれかが汝ら何かを言ってきたら、汝らは、『が彼らを必要としておられます。はすぐに返してこられます。』と言いなさい、」
4. しかし、この事が起こったのは、預言者によって語られたことが実現するためであった。こう仰せになった。
5. 「シオンの娘に言え。見よ。あなたの王があなたの所に来られる。柔和なお方で、ロバと荷を負う子ロバに乗って。」
6. 弟子たちは行って、イエスが彼らに命じられたとおりにした。
7. 彼らはロバと、子ロバとを連れて来て、その上に彼らの上着を乗せかけた。そして、彼らはをその上にお乗せした。
8. すると、大群衆のうちの、多くの人々が彼らの上着に敷き、また、他の人々は木々から枝々を切って来てそれらをに敷いた。
9. そして、先立って行っている群衆や、ついてきている群衆が叫びだして、こう言った、「ダビデの子にホサンナ、主の御名によって来られた方に幸いあれ。いと高き所に、ホサンナ。」
10. さて、がエルサレムに入って行かれると、都市全体が動揺してこう言った。「この方は一体どなたなのか。」
11. すると、群衆は言った、「この方は預言者イエスだ。ガリラヤのナザレの方だ。」
12. そして、イエス天の神の神殿に入られた。そして、神殿で売っている者たちや、買っている者たちを追い出し、両替用の机を投げ出し、ハト売りの者たちの椅子をも(投げ出された)。
13. それから彼らに仰せになった。「(こう)書かれているだろう。『私の家祈りの家と呼ばれる。』しかし、お前たちはそれを強盗の巣にしてしまった。」
14. さて、神殿におられたのところに、目の見えない人々や脚の動かない人々がやって来た。そこでは彼らをお癒しになった。
15. しかし、祭司長たちや法学者たちは、が実現なさった驚くべき御わざと、子供たちが神殿の中で叫び、また、「ダビデの子にホサナ」と叫んでいるのを見て、彼らは激怒させられた。
16. そして、に言った、「これらの(者たちが)何と言っているのか、聞いているのか。」すると、イエスは彼らに仰せになった。「確かに。あなたがたこそ『幼児たちや乳児たちの口にあなたは賛美を供えられた』と言っているのを読んだことがないのか。」
17. そして、彼らを放って、都市を出て、ベサニアへ行かれた。そして、そこで夜をお過ごしになった。
18. さて、早くに戻って入られたが、は空腹になられた。
19. そして、道端に一本のいちじくの木があるのを見て、はそこに行かれた。しかしそれには葉だけで、他に何も見られなかった。そこではそれに対してこう仰せになった。「お前の実は永遠に、決してなるな。」すると、そのいちじくの木はすぐに枯れてしまった。
20. すると、それを見た弟子たちは、驚いてこう言った。「どうして、いちじくの木がすぐに枯れてしまったのでしょうか。」
21. そこでイエスは彼らに答えて仰せになった。「アーメン。私は汝らに言う。もし汝らが信じて疑わないならば、いちじくの木だけでなく、おまえたちがこの山に『お前は動き出して海に入れ』と言うならば、それはそうなる
22. また、どんな事でも、すべて祈りの中で、信じながら求めるならば、おまえたちはそれを受けるであろう」
23. さて、が、神殿に入って教えておられる時、そこに祭司長たちや民衆の長老たちが、来てこう言った。「あなたは、何の権威によってこれらの事をしているのか。また、だれがだれがその権威を与えたのか。」
24. そこでイエスは彼らに答えて仰せになった。にも一つ尋ねさせてもらいたい。もしそれを言ってくれたら、も何の権威によってこれらの事をしているのかを、あなたがたに言いおう。
25. ヨハネのバプテスマはどこからのものか。からか、それとも人間からか。」すると、彼らは互いに論じ合ってこう言った。「もし、われわれが、天から、と言えば、彼は言う、『それでは、なぜ彼を信じなかったか。』
26. しかし、もし、われわれが『人間からだ』と言うなら、われわれは、大衆が恐い。」と言うのは、すべての人が、ヨハネが預言者であることを支持していたからである。
27. そこで彼らはイエスに言った、「われわれにはわからない。」そこでも仰せになった。も何の権威によってこれらの事をしているのかを、あなたがたには言わないでおこう。
28. しかし、あなたがたはどう思うか。ある人が二人の子供を持っていた。そして、長男の方に来て、彼は言った、『子よ、今日は私のぶどう畑で働きなさい。』
29. すると、彼は答えて言った、『私はいやです。』しかし、後になって、心を入れ替えて彼は行った。
30. さて、次男の方に来て、彼は同じ様に言った。すると、彼は答えて言った、『お父さん、行きます。』しかし、彼は行かなかった。
31. その二人のうちのどちらがその父の思いを実行したのか。」彼らは答えて言った、「最初の者だ。」イエスは彼らにこう仰せになった。「アーメン。はあなたがたに言う。徴税請負人たちや遊女たちは、あなたがたよりも先に天の神の王国に入る。
32. ヨハネは義の道をもってあなたがたのところに来たが、あなたがたは彼を信じなかった。しかし、徴税請負人たちや遊女たちは彼を信じたのに、あなたがたは、後になっても心を入れ替えて彼を信じなかったからです。
33. もう一つのたとえを聞きなさい。ある家の主人がいた。彼はブドウ畑を作り、その周囲に囲いをして、その中に(土を)掘り、ブドウの木を植え込んだ。そして、囲いを作って農夫にそれを任せて国を離れた。
34. さて、果実の季節が間近になった時、彼は彼の僕たち農夫たちの所に送って彼の分を受けさせようとした。
35. すると、農夫たちは彼の僕たちを捕らえて一人を打ち、もう一人を殺し、もう一人は石で撃ち殺した。
36. そこで主は、最初の僕たちよりも多くの僕を送った。すると、彼らは彼らにも同じ様にした。
37. さて、彼はついに『彼らは私の息子は敬ってくれるだろう。』と言って、彼の息子を彼らに送った。
38. しかし、農夫たち息子を見て、彼らの間で言い合った、『これこそ跡継ぎだ。来い、彼を殺そう。そして、彼の嗣業を奪い取ろう。』
39. そして、彼らは彼をブドウ畑の外に投げ出して殺した。
40. それでは、ブドウ畑の主人は来て、これらの農夫たちに何をするであろうか。」
41. 彼らはに言った、「悪い者共を、彼は無慈悲に滅ぼすだろう。そしてそのブドウ畑を、実の(収穫の)季節には彼にその分を渡す、他の農夫たちに貸すにちがいない。」
42. イエスは、彼らにこう仰せになった、「あなたがたは聖書で読んだことがないのか。『建築者たちが拒否した、それが角の頭石になった。これはから出たことであるが、わたしたちの目には不思議なことではないか。』というのを.
43. これだから、はあなたがたに言う。天の神の王国はあなたがたから取り上げられ、もろもろの実を産み出す国民に与えられる。
44. また、このの上に落ちる人は砕かれるが、それが彼の上に落ちる人は粉々にされるのだ。」
45. さて、祭司長たちや、かのファリサイ派の人々は、のたとえ話を聞いて、彼らについて語られていることを知った。
46. そして、彼らはを捕らえたいと願ったが、群衆を恐れた。彼らがを預言者として固く支持していたからである。

B マタイ福音書22章 (欽定訳)

22章  済

1. さて、イエスはもう一度彼らにたとえで語って、仰せになった。
2. もろもろの天の王国は、彼の息子のために結婚式を開催した国王に似ている。
3. さて、彼は、招かれていた人々を結婚式に呼ぶために、彼の僕たちを遣わした。すると彼らは来ようとしなかった。
4. 彼はもう一度、他の僕たちを遣わしてこう言った。『招かれていた人々に言いなさい。[見なさい、私は晩餐を用意した。私の牛どもも、肥えた家畜もほふって、すべては準備ができた。結婚式に来なさい。]と。
5. しかし、彼らは無頓着に、ある者は自分の土地に、他の者は彼の商売に去って行った。
6. そして、その残りの者たちは、彼の僕たちを捕らえ、彼らを侮辱して殺した。
7. それを聞いた国王は大いに怒り、彼の軍隊を送ってそれらの人殺し共を滅ぼした。また、彼らの町も彼は焼き払った。
8. それから彼は、彼の僕たちにこう言った。『婚宴の用意はまったく出来ているのに、招かれていた者たちはふさわしくなかった。
9. だから、大通りの出口に行って、見掛ける人を全部婚宴に招いて来なさい。』 
10. そこで、その僕たちは大通りに出て行って、彼らが見掛けた人を、良い人も、悪い人も、すべて集めて連れて来た。そして、その婚宴を客でいっぱいにした。
11. さて、国王客たちと会うために入って来たが、見よ、そこに婚礼用の服を着ていない人がいた。
12. すると、彼は、彼にこう言う。『友よ、君はなぜ婚礼用の服をここに持たないで入って来たのか。』しかし、彼は口をつぐんでいた。
13. そこで、国王たちに言った、『彼の両手足を縛って彼を運び出し、外の暗闇に投げ出せ。』そこには悲鳴と歯ぎしりとがあるのだ。
14. というわけで、多くの(人が)呼ばれるが、選ばれる人はわずかである」
15. さて、ファリサイ派の人々は行って、どうやってを言葉のわなにかけようかと謀った。
16. そして、彼らは自分たちの弟子たちを、ヘロデ派の人々と共にの所に送ってこう言った。「師よ、私どもはあなたが真実であり、真理のうちに天の神の道を教えておられること、又、あなたが人々をご覧になるのに,だれにも気兼ねなさらないと理解しております。というのは、あなたは人の顔色を見るような人ではないからです。
17. ですから、私どもに言っていただけませんか。あなたがどうお考えなのかを。カイサルに課税された貢を与えるのはにかなっているでしょうか。それとも違いますか。」
18. しかし、イエスは彼らの悪意を知って仰せになった。「なぜあなたがたは、を試そうとするのか。偽善者たちよ。
19. その貢のコインを見せなさい。」すると、彼らはにデナリを持って来た。
20. そこでは彼らにこう仰せになった。「これはだれの像、だれの称号なのか。」
21. 彼らはにこう言った。「カイサルのです。」その時、は彼らに仰せになった。「それなら、カイサルの物はカイサルに、天の神の物はに返しなさい。」
22. すると、(それを)聞いて、彼らは驚かされ、から離れて去って行った。
23. その日、サドカイ派の人々がの所に来た。彼らは復活などはないと言っているのである。
24. そして彼らはに質問してこう言った。「先生、モーセは言いました。もしある人が子供を持たずに死んだ時には、彼の兄弟彼の妻を妻として得、彼の兄弟のために子孫を起こさせよ。
25. さて、わたしたちに七人の兄弟がいました。そして、最初の者は結婚したが、子供を持たないままで死んでしまい、彼の妻をその兄弟に残しました。
26. 二番目の者も、三番目の者も、七番目の者に至っても、同様でした。 
27. 皆が[逝ってしまって]最後に、その女性も死にました。
28. それでは、かの復活に当たっては、彼女は七人のうちのだれの妻になるのでしょうか。というのは、みんなが彼女を得ていたのですが。」
29. すると、イエスは彼らに仰せになった。「あなたがたは、も、天の神の御力も知らないから迷っているのだ。
30. 復活に際してははめとることも、嫁ぐこともない。彼らは天においては、天の神の使いの様だからである。
31. ところで、あなたたちは死者からの復活について天の神によって言われた事を読んだことがなかったのですか?
32. 『私はアブラハムの神であり、イサクの神である。また、ヤコブの神である。』というのを。天の神死者の神ではなく、生ける者の神なのだ。」
33. すると、聞いた群衆は、彼の教えに驚かされた。
34. さて、サドカイ派の人々を沈黙させたことを聞いて、ファリサイ派の人々が 互いに集まって来た。
35. そして、彼らのうちの一人の法学者を試みて、こう言った。
36. 「先生、では、どの命令が最も大きなものですか?」
37. すると、イエスは彼に仰せになった。「『あなたは、あなたの主、天の神を愛せよ。あなたの心のすべてを以って、また、あなたの魂のすべてを以って、さらに、あなたの精神のすべてを以って。』
38. これが、第一のものであり、かつ最も大きい。
39. 二番目のものもそれと同様で、『あなたはあなたの隣人をあなた自身のように愛しなさい。』
40. これら二つの命令の中に、預言者たちがかかっている。」
41. しかし、ファリサイ派の人々が集まったので、イエスは彼らに問うて
42. こう仰せになった。「あなたがたは、キリストをどう見ているのか。彼はだれの息子なのか。」 彼らはに言った、「ダビデの(息子)です。」
43. は彼らに仰せになった。「それでは、ダビデは、どうして御霊によってと呼んだのですか。
44. こう仰せになった。『は私のに仰せになった。あなたの敵あなたの足台のようにするまでは、私の右に座していなさい。』
45. そこで、もしダビデが彼をと呼んでいるなら、どうしては彼の息子なのか?」
46. だれもに答えることはできなかった。それだけではなく、その日から、敢えてに問いかける人もなくなった。

B マタイ福音書23章 (欽定訳)

23章  済

1. さて、イエスは群衆と、彼の弟子たちに語って
2. こう仰せになった、法学者たちとファリサイ派の者たちは、モーセの座に就いている。
3. だから、彼らがあなたがたに守るようにと言っていることは、何でもすべて守り行いなさい。しかし、彼らの働きには習ってはいけない。彼らは言うけれども行ってはないからだ。
4. 彼らは重くて、運びきれないほどの荷物をくくって、人々の肩に乗せるが、それを動かすために自分たちの指一本でさえも、動かしたがらない。
5. また、彼らは、そのすべての業を、人々に見られるためにしている。彼らは幅広の聖句箱を作り、その衣のすそを広げている。
6. そして、宴会の上座スナゴーグの上席とを愛している。
7. さらに、市場で挨拶され、人々にラビ、ラビと呼ばれている。
8. しかし、あなたがたはラビと呼ばれないようにしなさい。あなたがたの導師は、ただ一人、このキリストだけであって、あなたがたはみな兄弟なのだ。
9. また、ではだれも「あなたがたの父」と呼ばれてはいけない。あなたがたの父は、ただ御一人、天にいます方だけなのである。
10. また、教師と呼ばれてもいけない。あなたがたの教師はただ一人、このキリストだけなのだから。
11. しかしあなたがたの中で一番偉い者は、あなたがたの僕となりなさい。
12. だれでも自分を高める人は低くされ、そして、だれでも自分を低くする人は高くされるからである。
13.  あなたがたは忌まわしい。法学者ファリサイ派の者たちよ。偽善者たちよ。あなたがたは、人々の前にあるもろもろの天の王国を閉ざし、自分が入ろうとしないだけではなく、入ろうとしている人々の邪魔さえしている。
14.  しかし、あなたがたは忌まわしい。法学者ファリサイ派の者たちよ。偽善者たちよ。あなたがたはやもめたちを食い物にしている。そして、口実のように非常に長い祈りをする。そんなことをするからお前達はは、はるかに重い裁きを受けるのだ。
15. あなたがたは忌まわしい。法学者ファリサイ派の者たちよ。あなたがたはは、と乾いた(地)を行きめぐって、新しく改宗させる。そして、その人を自分自身の二倍のゲヘナの息子にする。
16. あなたがたはは忌まわしい。目の見えない案内人たちよ。あなたがたははこう言っている。『神殿によって誓う者は何でもないが、神殿の中の黄金によって誓うならば、果たす義務がある。』
17. 愚鈍で目のみえない者たちよ。黄金と、黄金をきよめる神殿とでは、どちらが偉大なのか。
18. また、『だれでも祭壇によって誓うならば効力はない。しかし、その上にあるささげものを指して誓うなら、果たさなければならない
』と。
19. 愚鈍で目の見えない者たちよ。ささげ物と、そのささげ物をきよめる祭壇とではどちらが重大なものなのか。
20. 祭壇によって誓う者は、祭壇と、その上にあるすべての物によって誓っているのである。
21. 又、神殿によって誓っている人は、その中におられる方によっても誓っているのである。
22. そして、によって誓っている者は、御神の玉座とそこに座しておられる方によって誓っているのである。
23. あなたがたは忌まわしい。法学者ファリサイ派の者たちよ。偽善者たちよ。あなたがたは、はっか、アニス、クミンの十分の一を納めている。しかし、の中でより重要な、正義とあわれみと忠実をおろそかにしてしまっている。これらのものは行われなければならない。しかし、もう一方もおろそかにしてはなならない。
24. 盲目の案内人たちよ。あなたがたは小虫はこして取り除くのに、ラクダは飲み込んでいる。
25. あなたがたは忌まわしい。法学者ファリサイ派の者たちよ。偽善者よ、あなたがたはは杯や皿の外側はきよめるが、それらの内側には強盗の振る舞いや自堕落なもの共で満ちている。
26. 盲目のファリサイ派の者たちよ、最初にその杯と皿の内側を清めなさい。そうすれば、それらの外側までも清くなるのであろう。
27. あなたがたは忌まわしい。法学者ファリサイ派の者たちよ。偽善者たちよ。あなたがたは石灰で白く覆ったもろもろの墓のようなものだ。それは外側はもちろんきれいに見える。しかしその内側は死人の骨々やあらゆる汚れた物で満たされている。
28. あなたがたもまた、同じ様に人々には義人に見える。しかし、内側は偽善と不法とで満たされている。
29. あなたがたは忌まわしい。法学者たちやファリサイ派の人々よ。偽善者たちよ。あなたがたは預言者たちの墓を建て、そして、義人の墓として飾っている。
30. そして、あなたがたが言っている。『もし、私たちが先祖の日々にいたなら、私たちは決して預言者たちの血を流す仲間になったりはしなかった。』
31. そのようにして、あなたがたは自分自身が預言者たちを殺した人々の子らであることを証ししているのである。
32. だから、あなたがたよ、あなたがたの先祖たちの量りを満たせ。
33. 毒蛇共よ。まむしの子孫共よ
あなたがたはどうやってあのゲヘナの裁きから逃れるのか。
34. これだから、見なさい。はあなたがたに預言者たち、知者たち、また、法学者たちを遣している。しかし、あなたがたは彼らの中の、ある者を殺し、十字架につけ、またある者をあなたがたのスナゴーグで鞭打ち、そして町から町へと迫害していく。
35. それだから、に流し出された、義人アベルから、神殿と、その祭壇との間で殺された、バラキヤの息子ザカリヤの血に至るまで、すべての義人たちの血はあなたがたの上にくるのである
36. アーメン。は言う。これらすべての事柄は、この時代の上に来る。
37. エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、彼女に遣わされた者たちを石で打つ者よ!一羽の鶏がその雛を両方の羽の下に集めるように、は何度、お前の子らを集めようとしたことか。しかし、お前はそうしようとしなかった。
38. 見よ。お前の家は荒れ果てたままになる。
39. 私は言う。お前たちが『「主の名によって来られる方に祝福あれ。」と言う日が来るまでは、今後、決してを見ることはないであろう。」

B マタイ福音書 24章(欽定訳)

24章 済

済1. さて、イエス神殿から去って行かれると、彼の弟子たちが来て、神殿のもろもろの建物を指差した。
2. しかし、イエスは彼らに仰せになった。これらの物どもを全部見ないか。アーメン。は言う。石の上にあるすべての石が、投げ落とされないままでここに残ることは絶対にない。」
3. さて、オリーブ山に座しておられた時に、彼の弟子たちが人から離れ、の所に来て、こう言った。「私たちにお話し下さい。いつ、それらの事がおきるのですか。あなた様がお出でになることや、時代完成の兆候は何ですか。」
4. すると、イエスは彼らに答えて仰せになった。「汝らはだれかに過らせられないように、注意していなさい。
5. 多くの者どもが私の名で『私が、キリストだ』と言いながら現れるから。そして、彼らは多くの人々をあざむくであろう
6. また、もろもろの戦争のことを聞き、また、もろもろの戦争のうわさを聞く。
7. 民族は民族に向かい、王国は王国に向かって立ち上がるからである。また、そこにはもろもろの飢饉や悪い伝染病や、地震がさまざまな場所で起こる。
8. しかし、これらすべてはもろもろの悲しみのはじまりである。
9. そのとき、彼らはおまえたちを苦しみに合わせ、また、殺すために引き渡す。そして汝は私の名のゆえに、すべての国民に憎まれる。
10. また、その時、多くの者たちがつまずき、また、互いに裏切り合い、互いに憎み合う。。
11. そして、多くの偽預言者たちが起こり、多くの人々を欺くようになります。
12. 不正行為が増し加わってくるので、多くの人々の愛はしだいに冷たくなる。
13. しかし、終わりまで忍耐するなら救われる。
14. そして王国の福音は、すべての住民に対する証のために全世界で説教される。
15. だから、預言者ダニエルによって語られた、荒らす、忌むべき者が、聖なる場所に立っているのを見るならば、・・読む者はだれでも、悟りなさい・・。
16. その時は、ユダヤにいる人々は、山々に逃げよ。!
17. 屋上にいる人は、家にある何かを取りに下りてきてくるな。
18. にいる人も、彼の衣類を取りに帰ってくるな。
19. また、それらの日々に幼児を持つ人には災難だ。また、乳を与えている人々にも辛いことだ。
20. しかし、汝ら祈れ!おまえたちの逃げるのが、にならないように。また、安息日にもならないように。
21. その時にはひどい艱難があるからだ。それは、世界の初めから今までにもなかったもので、これからもない程のものだ。
22. そして、もし、それらの日々が短くされないならば、肉なる物は、だれも救われない。しかし、選ばれた者たちのために、これらの日々は短くされる。
23. その時、もし、だれかが汝に、『見なさい。ここにキリストがいます。ここにも、』と言っても、信じるな。
24. 偽キリストたちや偽預言者たちが起こり、大いなるもろもろのしるしによって迷わそうとするからである。もしできるならば、選ばれた人々をさえある。
25. 見よ。は前もって汝らに言っておいた。
26. だから、もし彼らが汝らに、『見なさい。荒野に彼がいる』と言っても行くな。また、『もろもろの秘密の部屋にいる。』と言っても信じるな。
27. 稲妻から来て西にまで現れるように、人の子の来る事も、そのようになるからである。
28. どこでも、死体があるなら、そこには、かのはげたか共が集まるからである。
29. そして、苦難の日々の後に、太陽は暗くなり、は彼女の光を放たず、々はから落ちる。そして、もろもろの天の力が震われる。
30. そして、その時に、人の子の兆候が、天に現れる。その時、全地の民族は嘆き悲しむであろう。それから、彼らは人の子が、天の雲々の上に多くの権力と栄光と共に来るのを見るのである。。
31. また、彼のもろもろの使いたちを、ラッパの大いなる音と共に遣わす。すると彼らは、彼の選民を、四方から、もろもろの天の果てから集めて来る。
32. いちじくの例えから学びなさい。が(樹液に満ちて)柔らかくなり、もろもろの葉が出て来ると、汝らは夏が間近いと知るが、
33. その様に、汝がこれらの事をすべて見るならば、それはまさにもろもろの戸口に迫っているものと知りなさい。
34. アーメン。汝らに言う。これらのもろもろの事がすべて起こってしまうまでは、この世代は決して過ぎ行くことはない。
35. この天と地は過ぎ去る。しかし、私のもろもろの言葉は決して過ぎ去らない。
36. しかし、その日その時については、ただ、私の父以外はだれも知らない。天の使いたちもそうである。
37. しかし、ノアの日々がそうであったように、人の子の帰還もそのようなものである。
38. 彼らは洪水以前の日々には、ノアが箱船に入った日までは、食べたり飲んだりしていた。また、娶り、娘を嫁にやっていたのだ。
39. そして、彼らは洪水が来て、すべてを取り去ってしまうまでなかった。人の子の帰還(の時も)その様である。
40. その時、二人の男性がにいるならば、一人は取り去られ、そして、もう一人は残される。
41. 二人の女性が粉を曳いていると、一人が取り去られ、そして、一人は残される。
42. だから、待機(目を覚ま)していなさい。何時におまえたちの主が来るのかを、汝らは知らないからだ。
43.汝らは知っていなさい。もし家の主人が、泥棒が、どの見張り時に来るのかを知っていたなら、彼は番をしていて、彼の家に穴をあけて入られるような事は許さないであろう。
44.汝らもまた、用意をしていなさい。汝らが想像していない時に、人の子は来るからである。
45. さて、それでは、主が、良い時に彼らにその食べ物を与えるために自分の家を任せる、信頼ができ、そして思慮深い僕とはだれのことなのか。
46. その僕は幸いである。彼がそうしているのを、その主人が来たときに見られるならば。
47. アーメン。は言う。彼は、彼の財産のすべてを彼に任せるのです。
48. しかし、もし、その悪い僕が彼の心の中で、こう言うとする、『私の主人は来るのが遅れている』
49. そして、仲間の僕たちを打ち叩き始め、また、酔っぱらって食べたり飲んだりしているならば、
50. その僕の主人は、彼が予想していない日、また、彼が知らない時に来る。
51. そして、彼を厳しく鞭打ち、(二つに切断し)彼の運命は、偽善者たちと同じ様になる。そこでは、泣き叫びと、歯ぎしりとがある。

B マタイ福音書 27章 (欽定訳)

27章 済

1. さて、になった。すべての祭司長たち、また、民の長老たちは、イエスに向かって会議を持ち、を死刑にしようとした。

2. そして、を縛ると、彼らは彼を提督ポンテオ・ピラトの所 に連行した。
3. その時、を引き渡したユダは後悔して、銀貨三十枚祭司長たちや長老たちに返して、
4. こう言った、「私は罪を犯して潔白な人の血を引き渡してしまった。」しかし、彼らは言った。「それがわれわれに何だと言うのだ?お前がそれを何でもしたら良い。」
5. そこで、彼は引き下がって神殿の中に銀貨を投げ落とした。それから彼は行って自ら首をくくって死んだ。
6. そこで、祭司長たちは、もろもろの銀貨を取り上げて言った。「これらを取ってコルバンに入れるのは法にかなっていない。それは血の代価だから。」
7. そこで相談した上でそれを手に取って、外国人たちを葬る土地のために、陶工の畑を購入した。
8. そういうわけで、その畑はこの日に至るまで、「血の畑」と呼ばれていたのである。
9. その時、預言者エレミヤによって語られた言葉が成就された。そこでは、こう言っている、「そして、イスラエルの子らの値段として、彼らがにつけた価の、銀貨三十枚を取った。
10. そして、が私に指示されたとおりに、陶工の畑のために彼らにそれを与えた。」
11. さて、イエス総督の前に立たれはに質問してこう言った、「お前がこのユダヤの王なのか?」そこで、イエスは彼に仰せになった。「あなたの言う通りである。」
12. それから、祭司長たち、また、長老たちに告訴されたが何もお答えにならなかった。
13. その時、ピラトにこう言った、「お前に対してなこんなに多くの証言がされているのに、お前は聞いていないのか?」
14. しかし、は彼に一言もお答えにならなかった。それで提督は非常に驚いてしまった。
15. さて、総督は慣習で、祭りに際して、大衆に対して彼らが望んだ囚人を一人釈放してやることになっていた。
16. そしてその時、彼らには悪名の高い囚人がいた。バラバと呼ばれていた。
17. 彼らは互いに集まって来ていた。それで、ピラトは彼らに言った。お前たちはだれを釈放して欲しいのか?バラバか?それとも、キリストと呼ばれている、イエスか?」
18. 彼は、彼らがを引き渡したのは、ねたみのためである事を知っていたからである。 
19. さて、彼が裁判用の壇の上に座っていると、彼の妻が、彼に使いを送ってこう言わせた、「あの正しい人とあなたとの間には、何もないようにして下さい。彼のために、私は今日、夢の中で、本当に大変だったのですから。」
20. しかし、祭司長たちや長老たちは、バラバをの釈放を求め、イエスは滅ぼすようにと群衆を説きつけたのである。
21. すると、総督は、彼らに答えて言った。「諸君は二人のうちのどちらを私が釈放して欲しいのか?」すると、彼らは言った、「バラバを。」
22. ピラトは彼らにこう言った、「それなら、私にキリストと呼ばれているイエスを、どうしろと言うのか?」彼らは皆で言った。「十字架につけてください。」
23. しかし、提督は言った。「それなら、は何の悪事を行ったのか?」すると、彼らはさらに叫んで言った。「十字架につけよ。」
24. そこで、ピラトは何も得るところの無いどころか、逆に大騒ぎになってきているのを見て、水を取り寄せ、両手をその群衆の前で洗って、こう言った、「私はこの正しい男の血には罪がない。お前たちの勝手にしろ。」
25. すると、群衆は皆で答えて言った。「彼の血は、われわれとわれわれの子供らの上に。」
26. それで、彼は彼らにバラバを釈放した。しかし、イエスは、鞭打ってから十字架につけるために引き渡したのである。
27. その時、総督の兵士たちは、イエス宿営に連行し、の所に兵士たちを皆集めた。
28. そしてから着物をはぎ取り、に紫色の(ギリシャ人用の)外着をまとわせた。
29. そして、茨で編んだ冠を彼の頭に置き、それから彼の右手にアシの棒を持たせた。そして、彼の前にひざまずいて、彼らはを嘲りながら言った。「万歳!ユダヤ人共の王さまに!」
30. そして、つばをはきかけ、彼らはを取り上げて彼の頭を打った。
31. また、彼らはをなぶりものにすると、から外着をはぎ取った。そして、彼の着物を着せ、を十字架につけるために連れ出した。
32. それから出て行くと、彼らはシモーンという名のクレナイの男性を見つけたので、彼らはこの人を強制徴募して、彼の十字架を負わせた。
33. そして、ゴルゴサ、(それは頭蓋骨の場所と言われている)と呼ばれている所に入って行き、
34. 彼らはに胆汁を混ぜた酢ワインを飲ませようとした。するとそれを味見されただけで、はそれを飲もうとはされなかった。
35. そして、を十字架に架けると、彼らはくじを投げて彼のもろもろの着衣を分け合った。それは、預言者によって語られた言葉が実現するためであった。「彼らは私の着物を彼らの間で分け合った。また、彼らは私の着物のために、くじを投げた。」
36. そして、彼らは腰をおろし、そこで彼を監視した。
37. また、彼らは彼の頭の上に彼の告訴状が書かれたものを取り付けた。「これは、ユダヤ人たちの王イエス
38. その時、と共に二人の強盗が十字架つにつけられていた。一人はに、一人はに。
39. また、のそばを通り過ぎる人々は、頭を振りながらを侮辱していた。
40. そして、こう言った、「神殿を破壊して三日の内に建て直すという者よ。お前自身を救え。もし、お前天の神の息子なら。」
41. そしてまた、祭司長たちも同じようにして侮辱し、法学者たちや長老たちと共に言った。
42. 「は他人は救ったのに、自身を救う事ができないのだ。もし、お前イスラエルの王だと言うなら、今、十字架から下りて来い。そしたら、われわれはお前を信じよう。
43. お前天の神に信頼しているのだろう。さあ、今、解放してもらえ。もしのお気にいりの人物であるというなら。お前は言っていたではないか。『神の子だ。』と。」
44. また、一緒に十字架に架けられていた、あの強盗共も同じようにをなじった。
45. それから六時間ほど経ってから、暗黒が地のすべてを覆い、九時にまで及んだ。
46. そして、およそ九時頃、イエスは大声で叫んで仰せになった。「エリ、エリ、ラマ、サバクサニ。」すなわち、「わが神わが神。どうしてあなたをお見捨てになったのですか?」
47. すると、そこに立っていて、聞いた者の何人かが言った。「この男エリヤを呼んでいる。」
48. そして、すぐに彼らのうちの一人が、駆けていってスポンジを取ってきた。それから、それに酢を満たしてアシの棒につけ、に与えた。
49. しかし、その他の者たちは言った。「放っておけ。もしエリヤが彼を救いに来るなら、見ようではないか。」
50. しかし、イエスはもう一度大声で叫んでから、をお渡しになった。
51. すると、見よ。神殿の覆いが、から根本まで二つに裂かれた。また、は震われ、もろもろの岩が裂かれた。
52. また、もろもろの墓が開かれ、眠りについていた聖徒たちの体がよがえった。
53. そして、のよみがえりの後に、墓地から出てきて、聖都に入り、多くの人々に現れた。
54. そこで、百人部隊の隊長と、彼と共にいて、イエスを監視していた人々は、地震と、起きた物事とを見て、大いに恐れ、そして言った。「これは、本当に神の子であったのだ。」
55. さて、そこには多くの女性たちが遠くから見つめていた。彼女たちはガリラヤからイエスの後について来てに仕えていた人々であった。
56. その中にはマグダレーネのマリヤがおり、また、ヤコブヨセとの母マリヤ、そして、ゼベダイの息子たちの母もいた。
57. さて、になって、ある金持ちの男性がアリマサイアから来た。名をヨセフと言った。彼自身もまた、イエスの弟子であった。
58. 彼はピラトの所に行って、イエスの体を請い求めた。そこでピラトはを与えるように命じた。
59. そこで、ヨセフを受け取ると、それをきれいな亜麻布で包み込んだ。
60. そして、それを彼の新しい墓の中に収めた。それは彼がをくりぬいたものであった。
61. また、そこにマグダレーネのマリヤと、もう一人のマリヤがいて、に向かって座っていた。
62. さて、次の日、それは、備えの日であるが、祭司長たちやファリサイ派の人々は共々ににピラトの所に集まった。
63. そして、こう言った、「長官、私どもはあの偽り者が存命中に、『三日後に私は生き返る』と言っていたのを思い出しました。
64. ですから、彼の弟子たちを夜中に盗んで行って、人々に、『からよみがえっている』と言うことがないように、墓地三日目まで、確保するように命じて下さい。そうでないと、最後の惑わし初めのものよりも悪いでしょうから。」
65. そこで、ピラトは彼らに言った。「衛兵を一組つけてやろう。行ってお前たちが知っている方法で不安のないようにしておけ。」
66. そこで彼らは行って、封印した岩衛兵とでしっかりと確保したのである。

B マタイ福音書 25章(欽定訳)

25章  済

1. そこで、天の王国は、十人のおとめたちが自分たちのランプを持って花婿に会いに出て行くのと似ている。
2. 彼女たちの五人は思慮深く、五人は愚かな人たちだった。
3. 愚かな女性たちは、それぞれランプは持っていたが、彼女たちは油を持って来てはいなかった。
4. しかし、思慮深い人々は自分のランプと共に、彼女たちの入れ物に、油を持っていた。
5. しかし、花婿がぐずぐずしているので皆は眠気で重くなり眠ってしまった。
6. そして、夜中に叫び声が起こった。『見なさい、花婿が来られたよ!彼に会いに行きなさい。』
7. そこで、これらのおとめたちは皆起き上がって、彼女たちのランプを用意した。
8. それから、愚かな者たちは、思慮深い者たちに言った。『あなたたちの油を、いくらか私たちにもらえませんか。私たちのランプは消えかかっているのです。』
9. しかし、思慮深い者たちは答えてこう言った。『私たちとあなたたちとに、十分なほどはありません。行ってあなたたちのために買った方が良いですよ。』
10. ところが、彼女たちが買うために出て行くと、花婿が来てしまった。そして、用意のできている人々[人々]は彼と共に婚宴に入って行き、戸は閉じられた。
11. それから、後になって、残されたおとめたちも来てこう言った。『よ、よ、私たちです。開けてください。』
12. しかし、彼は答えて言った。『アーメン。私はあなたたちに言う。私はあなたたちを知らない。』
13. それだからこそ、用心していなさい。人の子が来る、その日、その時を汝らは知らないからだ。
14. (天の王国は)、外国にでかけるある人が、自分の僕たちを呼んで彼らに彼の財産を渡すようなものだ。
15. ある者には彼は五つのタラントを与え、ある人には二つを、ある人には一つを、それぞれの能力に応じて与えた。そして、すぐに外国に出て行った。
16. さて、五タラントを受けた人は、行って、それで取り引きし、他に五タラントを得て来た。
17. 同じ様に、二タラントの者も、彼は他に二つを得て来た。。
18. しかし、一タラントを受けた人は、去ってを掘り、彼の主人の銀を隠した。 
19. さて、多くの時が経った後、これらの僕たちの主が来て、彼らと共に勘定書の清算をした。
20. すると、五タラントを受けた人が、もう五タラントを持ってきてこう言った。『主よ、あなたは、五タラントを私にお渡しになりましたが、私はそれらの上に、もう五タラントをもうけたきました。』
21. すると、彼の主人は彼に言った、『申し分がない。善良で、また忠実な僕よ。あなたはわずかなものに忠実だった。私はあなたに多くのものを任せよう。あなたの主の喜びの内に入りなさい。』
22. また、二タラントを受けた者も来て言った。『あなたは私に二タラントをお渡しになりましたが、ご覧ください。それらの他に、私はもう二タラントを得ました。』
23. 彼の主は彼に言った。『満足だ、善良で、忠実な僕よ。あなたはわずかなものにも忠実だった。私はあなたに多くのものを任せよう。あなたの主である、私の喜びの中に入りなさい。』
24. さて、一タラントを受けた者も来て言った、『主よ、私はあなたが難しい人であることを知っていました。あなたは種を蒔かなかった所から収穫し、また、散らさなかった所から集めるのです。
25. それで、私は恐かったので、あなたのタラントを地に隠しておきました。ご覧ください。あなたの物をお取り下さい。』
26. すると、彼の主は彼に向かって答えて言った。『悪い怠け者の僕め。お前は私が種を蒔かなかった場所から収穫し、私が散らさなかった場所で集める事を知っていたのか。
27. それなら、お前は私の銀あの銀行家たちの所に置いておくべきだったのに。そうしたら、私は来て利息と一緒に私のものを受けたのだ。
28. だから、彼からタラントを取り上げよ。そして、十タラントを持っている人にあげよ。
29. 持っている者には、与えられて彼はさらに富むのだ。しかし、持っていない者は、彼が持っているものさえも取り上げられるからだ。
30. そして、この役にたたない僕は、外の暗闇に投げ出せ。そこには泣き叫び歯ぎしりとがある。』
31. また、人の子彼の栄光のうちに来る時には、聖なる使いたちもすべてと共にいる。そして彼の栄光の玉座に座る。
32. そして、彼の前に、すべての国民が集められ、は、羊飼い山羊たちから羊たちを分けるように、彼らをもう一方から分ける。
33. そして、羊たち彼の右に置き、山羊たちに置く。
34. それから、彼の右にいる人々に語りかける。『おいでなさい。私の父に祝福されている人々よ。世界の基(敷設)の時からあなたたちのために用意されていた、王国を受け継ぎなさい。
35. が空腹であった時にあなたはに食べる物をくれた。そして、渇いていた時に、に飲み物をくれ、寄留の外人であった時に寛大に受け入れてくれた。
36. また、裸の時にはあなたは着せ、が病気であった時には、尋ねてくれた。私が牢屋にいた時には、来てくれたではないか。』
37. その時、義人たちは彼に答えてこう言いう。『よ私たちはいつあなたが空腹であったのを見て、食べ物をさし上げましたか?また、渇いているのを見て、飲み物をさし上げましたか?
38. そして、あなたが寄留の外国人であったのを見て、寛大におもてなしましたか?また、裸だったので着せて差し上げましたか?
39. また、いつ、あなたが病気であったのを見、牢獄におられるのを見て、あなたの所に行って差し上げたのですか?』
40. すると、は彼らに言う。『アーメン。はあなたたちに言う。これらの私の兄弟たちだからということで、最も小さな(人)の一人にしてくれたのは、あなたがにした事なのだ。』
41. そして、それから左にいる人々に言う。『私から離れよ。これらの呪われた者どもよ。そして、ディアボロスと、その使いたちのために用意されていた、永遠の火の中に行け。
42. が空腹であったのに、お前たちは食べ物をくれず、が渇いていたのに、飲み物をくれなかった。
43. が寄留の外国人であった時に、を受け入れてくれなかったし、裸であったのだが、お前たちはに着せてくれなかった。そして、病気であったし、牢屋にいたのだが、お前たちは尋ねてはくれなかったからだ。』
44. その時彼らは彼に言います。『よ、いつ、私たちはあなたの空腹だったり、乾いていたのを、また、寄留の外国人であったり、裸であったり、病気であったり、牢屋におられたの見て、助けに行きませんでしたか?』
45. その時、は彼らに答えてこう言う。『アーメン。はお前たちに言う。私の弟子だからというのに、小さな者たちの一人にお前が何もしなかったのは、お前がにもしなかった事なのだ。』
46. そして、これらの者どもは永遠の罰に入るが、正しい人々は永遠の命に入るであろう。」