2026年3月24日火曜日

B マタイ福音書26章 (欽定訳)     済

26章

1. さて、イエスはこれらの言葉をすべて言い終えると、彼の弟子たちに仰せになった。
2. 「汝が知っているとおり、二日後にパスカの祭りが来る。そして、人の子は十字架にはりつけにされるために渡される。」
3. その時、祭司長たちや、法学者たち、また、民の長老たちは、カヤファと呼ばれる大祭司の家の庭に集まった。
4. そして彼らはイエスを罠にかけて殺すために互いに相談した。
5. 彼らは言った、「祭りの時はまずい。群衆の中で大騒動が起らないようにしなければ。」
6. さて、イエスがベサニアの、レプラの人シモーンの家におられると、
7. ある女性がアラベスク、雪花石膏の入れ物に入った、高価な軟膏を持ってきた。そして食卓に向って横になっておられる、彼の頭に注いだ。
8. すると、それを見ていた彼の弟子たちは、憤ってこう言った、「なぜこんな無駄なことをするのか?
9. この軟膏なら、高く売れたに違いない。そして、それを貧乏な人にあげれば(良かったのに)」
10. しかし、それを知って、イエスは彼らに仰せになった。「なぜ汝らはを困らせるのか。彼女はに良い事をしたのだ。
11. 貧乏な人々は、いつでも汝ら と一緒にいるではないか。しかし、はいつも汝らとはいない。
12. 彼女は、私の埋葬のために、私の体軟膏を注いでくれたのだ。
13. アーメン。は汝らに言う。全世界福音が宣教されるところでは、彼女がしたことも記念として語られるようになるであろう。」
14. 時に、12弟子の一人である、イスカリオテのユダが祭司を渡したら、いくらくれるか?」すると、彼らは彼に銀を三十を量って与えた。
16. そして、その時から、彼は、何とかを彼らに渡せるようにと、務めたのである。
17. さて、パスカの(祭りの)初日に、イエスの弟子たちが来て、彼にこう言った。「私たちはどこでパスカの食事をしますか?」
18. すると、彼は仰せになった。「に入って、ある人の所に行き、そして彼に言いなさい。『先生が言っています。私の時が近づいている。はあなたのところで、弟子たちとのパスカを守ることにしたい。』と.」
19. そこで、弟子たちイエスが彼らに命じられたようにし、パスカの用意をした。
20. そして、が来た。十二人と一緒に横になられた。
21. 彼らが食べていると、は仰せになった。「アーメン、は汝らに言う。汝らの1人が一人がを引き渡す。」
22. すると、彼らは大いに悲嘆にくれて、それぞれがに言い始めた。「よ。決して私ではないでしょうね。」
23. しかし、は答えて仰せになった。「皿私と一緒に手を浸している人を売り渡す。
24. 確かに、人の子について書かれているように行く。しかし、人の子を渡す人は忌まわしいことだ。もしかすれば、その人は、産まれなかった方が良かったのに。」
25. を引き渡そうとしていたユダがに答えて言った、「まさか私ではありませんよね。ラビ。」は彼に言われた。「汝である。」(おまえが言ったのだ)
26. さて、彼らが食べていると、イエスパンを取って、感謝し、それを砕いて弟子たちに与え、それから仰せになった。「取って食べよ。これは私の体である。
27. また、を取って感謝をささげながら、彼らに与え、そして、こう仰せになった。「皆で、それを飲め。
28. これは、私の血の新しい契約であって、多くの人のもろもろの罪の赦しのために流されるものだ。
29. しかし、は汝に言う。これから後は、私の御父の国で改めて一緒に飲む時までは、ブドウから作った物を、は決して一切飲まない、」
30. それから、彼らは賛美を歌いながら、オリーブ山に入って行った。
31. その時、イエスは彼らに仰せになった。「汝らは、今夜のうちに皆に躓かされる。『羊飼いを撃つ。そして、羊の群は追い散らされる』と書いてあるとおりに、
32. しかし、私は蘇つた後には汝らようによりも先にガリラヤに行こう。」
33. そこで、ペテロは答えてに言った。「もし、みんながあなた様に躓かされたとしても、私は決して躓くようなことはありません。」
34. イエスは彼に仰せになった。「アーメン。汝に言う。この夜のうちにも、鶏が鳴く前に、汝はを三度否定する。」
35. ペテロは彼に言った。「たとえ、あなた様と共に死ななければならないとしても、私は決してあなた様を否定するような事はしません。」弟子たちも皆同様に言った。
36. それから、イエスは彼らと共にゲッセマネーと呼ばれている場所に行かれた。そして、は、弟子たちに仰せになった。が向こうに行って祈っている間、汝らはここに座っていなさい。」
37. それから、ペテロと、ゼベダイの二人の息子たちとを連れられたが、は悲嘆にくれ、また、弱り衰えられた。わ
38. その時彼らに仰せになった。私の魂はあまりの悲しさで死ぬほどである。汝らここに留まっていて、と共に目をさましていなさい。」
39. そして、少し進んで行ってから、はご自分の顔を伏せて祈り、そして、こう仰せになった。「わたしのお父様、もし、できるのでしたら、この杯を、から過ぎ去らせて下さい。しかし、の思うようにではなく、あなたのみここころをおこなって下さい。」
40. それから、弟子たちのところに来て、彼らが眠っているのをご覧になった。そこで、ペテロに仰せになった。どうして、汝らはと一緒にひと時も目を覚ましていることが出来ないのか?
41. 試みに落ち込まないように、起きて祈っていなさい。はもちろんそうしようと願っている。しかし、肉体は弱いのだ。」
42. また、二度目は祈って仰せになった。「ああ、わたしのお父様。もし、がこれを飲む以外には、この杯を過ぎ去らせることが出来ないのでしたら、あなたのみこころを行って下さい。」
43. それから、彼はまた弟子たちの所に来て、彼らが眠っているのをご覧になった。彼らの両目が重かったからである。
44. そこで、彼は彼らを置いておいて、もう一度行き、そして三度目に同じ事を言って祈られた。
45. それから、彼の弟子たちの所に来られた。そして彼らに仰せになった。「眠ったままなのか。まだ休んでいるのか。見なさい。その時が間近になった。人の子は罪人たちの手の中に引き渡されようとしている。
46. 起きよ。さあ、行こう。見よ。を引き渡そうとしている者はすぐそこにいる
47. すると、見よ。イエスがまだ話しておられるうちに、十二人の一人のユダが来た。そして、彼と共に大勢の人々が剣や棒を持って、祭司長人々の長老たちの所からやって来た。
48. そして、を裏切ろうとしている者が、彼らに合図を送ってこう言った、「だれでも、自分が口づけするならば、がその者だ。を捕まえろ。」
49. そして、すぐにイエスの所にやって来て、彼は言った。「ラビ、お元気で。」そして、大胆にに口づけした。
50. しかし、イエスは彼に仰せになった。友よ。あなたは何のために来たのか。」その時、彼らはイエスに手をかけ、を捕らえたのである。
51. すると、見よ。イエスと共にいた者の一人がその手をのばして、を引き抜いた。そして、祭司長の僕に斬りつけて、彼の耳を切り落とした。
52. その時、イエスは彼に仰せになった。「汝の剣を元の所に戻しなさい。剣を取る者は皆、によって滅ぼされるからだ。
53. それとも、汝はが今からでも私の父を呼ぶ事ができると考えないのか。そして、に十二軍団以上の  7万2千 使いを備えて下さることを?
54. それでは、どうやってこうなるべきだと書かれている、御言葉が成就されるのか?」
55. その時、イエス群衆に向かって仰せになった。「泥棒に向かうように、汝らはに向かって剣や棒を持って出てたきのか?神殿で汝らと一緒にいて、座って教えていた日々には、汝らはを捕まえようとはしなかった。
56. しかし、預言者たちの、聖書の言葉が成就されるために、この事は起こらなければならない。」その時、弟子たちはを捨てて皆逃げ出した。
57. さて、イエスを捕らえた者たちは、大祭司カヤファの所に引っぱっていったが、そこには、法学者たちや長老たちが、互いに集まっていた。
58. しかし、ペテロは遠くから大祭司の邸宅にまでもの後について行った。そして、僕たちと一緒に事の始終を見届けようとした。
59. そして、大祭司長老たち、またサンヘドリンは全員が、イエスに対する偽りの証言を探し求めた。を殺すためである。
60. しかし、見いだせなかった。そこで、多くの偽証人たちが来たが、何も見いだせなかった。
61. しかし、ついに、二人の偽証人たちが来て言った。「このように言いました。『神の神殿を破壊し、そしてそれを三日のうちに建てることが出来る。』と。」
62. そこで、大祭司が立ってに言った。「お前は何も答えないのか?お前に対して証言されているこれらの事はどうなのか?」
63. しかし、イエスは沈黙しておられた。そこで、大祭司に答えて言った。「私は、生ける神によって、お前に厳命する。もしお前が、天の神の息子キリストであるならば、われわれにそう言え。」
64. イエスは彼に仰せになった。「汝の言うとおりである。はさらに汝に言う。今から後、人の子力ある方右の座から、天のもろもろの雲に乗って来るのを見ることになるであろう。」
65. その時、大祭司は彼のもろもろの衣を引き裂いてこう言った。「は(神を)汚した。どうしてわれわれはこれ以上証人を必要としようか?見よ。諸君はの汚し言葉を聞いたのだ。
66. 諸君はどう考えるのか?」すると、彼らは答えて言った。「は死に価する。」
67. その時、彼らは彼の顔に唾を吐き、拳で殴りつけ、また、ある者は手のひらを打って
68. こう言った。「われわれに預言しろ。キリストよ。お前を打ったのはだれだ?」
69. さて、ペテロ邸宅の外に座っていた。すると、彼のところに一人の若い女性の召使いが来て、こう言った、「あなたもガリラヤ人イエスと一緒でしたね。」
70. しかし、彼は皆の前で否定して、こう言った、「お前が言っていることは知らない。」
71. さて、彼が出て行き、玄関に入ろうとしていると、他の人が彼を見た。そして、そこにいる人々にこう言った。「この男はあのナザレ者の、イエスと一緒にいた。」
72. しかし、また、彼は誓いをもって否定した。「私はその男のことは知らない。」
73. 少したってから、やってきて、彼と共に立っていた人々も、ペテロに言った。「確かに、お前は彼らの一人に違いない。お前の、その話し方のなまりではっきりした。」
74. その時、彼は激しく呪いと誓いとをし始めた。「私はその男のことは知らない。」すると、すぐにが鳴いた。
75. そして、ペテロは、彼に仰せになったイエスの言葉を思い起こしたのである。「が鳴く前に、三度汝はを否定する。」それから、彼は出ていって激しく泣いたさ。

2026年3月21日土曜日

B マタイ福音書13章 (欽定訳)

13章  済

1. さて、その日、イエスを出て、海辺に座っておられた。
2. すると、大群衆が、の所に互いに集まって来た。そこでに乗り、腰をお掛けになった。又、すべての群衆に立っていた。
3. そして、は多くの事を例え話しによって語って仰せになった。「見なさい、種を蒔く者種蒔きに出て行った。
4. そして、彼が蒔いていると、幾つかは、道路脇に落ちた。すると、鳥共がやって来て、それらを食べてしまった。
5. また、他の幾つかは、石ころだらけの場所に落た。土が多くはなかったので、すぐに伸びてきた。地が深くなかったからですある。
6. しかし、太陽が昇ると、枯れてしまいました。根がないので、乾し上がったのだ。
7. 又、幾つかは、茨共の茂る地に落ちた。すると、茨共が伸びてきて、それらをふさいでしまった。
8. しかし、幾つかは、良い地に落ちて実り、ある種は、百を、他は六十を、又、ほかの種は三十を実らせた。
9. 聞く耳があれば、その人は聞きなさい。」
10. すると、弟子たちが入って来て、に言った、「なぜ、彼らにたとえで話されるのですか。」
11. すると、は彼らに答えて仰せになった。「汝らには、もろもろの天の王国の奥義を知る事が許されているのだが,彼らには許されていません。
12. だれでも、持っている者は、更に与えられる。それで、彼はますます豊かになります。しかし、持っていない者は、持っている物さえも取られてしまう。
13. だから、は彼らにはたとえで語っている。見ているのに、彼らは見ていない。それに、聞いているのに、彼らは聞いていないし、悟ってもいないからだ。
14. そこで、イザヤの預言が彼らにあって現実になったの。それにはこう言っている。「あながたは、聞くには聞くが、全く理解しない。又、見るには見るが、しかし、決して悟らない。
15. この民の心は、鈍感になり、彼らはその耳で聞くには重く、彼らはその目を閉じていたからだ。それは、彼らがその目で見、その耳で聞き、そして、その心が悟って立ち返り、が彼らを癒さないためである。」
16. しかし、汝らのは幸いである見ているのだから。又、両耳も 幸いである。聞いているからだ。
17. そうだ、は汝らに言う。多くの預言者たちや、義人たちは汝らが見ている事を見たいと願ったのに見なかった。又、汝らが聞いている事を聞きたいと願ったのに、聞けなかったのである。
18.  だから、おまえたちは、この、種蒔く人のたとえを聞いておきなさい。
19. だれでも、王国の言葉を聞いていながら、理解しなければ、邪悪な者がやって来て、彼の心に蒔かれた物を奪い去っていく。これが道ばたに蒔かれた人のことだ。
21. 又、石ころだらけの地の上にが蒔かれた人、それは、御言葉を聞くと、喜んで、すぐにそれを受け入れる人だ。
21. しかし、彼の内に根を持っていないので、それは一時的なものにすぎない。御言葉のために困難や迫害が起こって来ると、彼はすぐにつまずかされる。
22. そして、茨共の中に種蒔かれた人とは、御言葉を聞きながら、この世への心遣いと富共の欺きによって御言葉をふさがれてしまって、実を結ばない、その人のことである。
23. しかし、良い地に種蒔きされた人とは、御言葉を聞いたら理解する人である。その人は実を実らせ、一人が百を、もう一人は六十を、又は三十を産み出す。」
24. 又、は他のたとえ話しを人々の前でされ、こう仰せになった。もろもろの天の王国は、良い種を自分の畑に蒔いた一人の人のようだ
25. 人々が寝ている間に、彼の敵がやって来て、の真ん中に毒麦の種を蒔き、逃げ去った。
26. さて、が出て、実が着いてきたが、その時、毒麦も又現れた。
27. それで、家の主人僕たちが彼の所に来て言った、『ご主人様。あなたさまの畑にお蒔きになったのは、良い種ではありませんでしたか。いつから、この毒麦が?』
28. すると、彼は言った、『一人の敵がこれをしたのだ。』そこで僕が彼にこう言った。『それでは、私たちが彼らを集めて来ましょうか?』
29. しかし、彼は言った、『いや、あなたがたがその毒麦共を集める時に、までも一緒に引き抜くといけないから、
30. 収穫の時まで一緒に育つままにしておきなさい。収穫の時に、私は収穫人たちに言おう。[最初に、毒麦共を集め、そして、それらを焼却するために束ねよ。は収穫して私の倉庫に入れよ]と。』」
31. 又、他のたとえを彼らに語って仰せになった。「もろもろの天の王国は、取られて、ある人に自分の畑に蒔かれた辛子の種に似ています。
32. それは知っての通り、すべての種よりも小さい。しかしそれが成長すると、もろもろの草よりも大きくなり、一本の木にもなる。そして、天の鳥共が来て、枝々に巣を作るのです。」
33. 更に、彼らにたとえ話しをして、仰せになった。もろもろの天の王国は、ある女性に取られて三目盛りの麦粉に混ぜられた、パン種に似ている。時がくると、全体が膨ませられます。」
34. これらすべての事を、イエスはたとえによって多くの群衆に語られた。又、たとえ以外では、彼らに語られなかった。
35. こうして、預言者によって語られた事が成就された。そこではこう仰せになっている。「は自分の口を開いて、たとえを語ろう。世界の始めから隠されている事共について語ろう。」
36. さて、群衆を去らせると、イエスの中に入られた。すると、彼の弟子たちがのもとに来て、こう言った。「畑の毒麦のたとえを私たちに教えて下さい。」
37. そこで、は答えて仰せになった。「良い種を蒔く者とは、人の子の事である。
38.  又、この世界のことで良い種は、王国の子供たちであり、毒麦とは、悪い者子供たちのことだ。
39. そして、その者たちを蒔いた者とは、ディアボロスのことである又、収穫とは、世の終わりの事であり、収穫人たちとは、御使いたちのことだ。
40. そして、毒麦共が集められてに放り込まれ、燃やし尽くされるように、世の終わりの時にもそのようになる。
41. 人の子は、彼の使いたちを送る。すると彼らは彼の王国から、すべてのつまづきと、すべての不法を行う者共を集めて来る。
42. そして、彼らはその者共を、消える事のない火の中に投げ入れるが、そこでは、泣き叫び歯ぎしりとがあるのだ。
43. その時、義人たち彼らの御父の王国太陽のように輝くのである。聞くための耳を持っているなら,その人は聞きなさい。
44. 又、もろもろの天の王国は、に隠されている宝のようなものである。ある人がその隠してあるのを見つけると、それを隠しておいて、喜びいさんで、彼は行ってすべての持ち物を売り払って、そのを買うのです。
45. 又、もろもろの天の王国は、優れた真珠たちを捜している一人の商人のようなものだ。
46. ものすごく貴重な真珠を一粒見つけると,その商人は、行って持物をすべて売って、それを買いとった。
47. 更に、もろもろの天の王国に投げ入れられて、どんなの魚でも皆集めてしまう、魚網のようである。
48. そして、それが一杯になると、彼らはそれを浜に引き上げてそこに座り、良い物は器に入れ、悪い物は投げ捨てる。
49. 世の完成の時にもその様な事が起こる。使いたちは出て行って、義人たちの中から、悪い者たちを選び出し、
50. そして、消えることのない火の中に彼らを投げ入れる。そこでは、泣き叫びと歯ぎしりとがある」
51. イエスは彼らに、「汝らは、これらの事がみんな理解したか?」と仰せになった。彼らはに、「はい、主よ。」と言った。
52.  そこで、は彼らに仰せになった。「それだから、もろもろの天の王国の御言葉を学んだ人はすべて、自分の倉から新しい物や、古い物を取り出している一家の主人に似ています。」
53. さて、イエスはこれらのたとえ話しを終えると、そこから退かれた。
54. そして、ご自分の町へ入り、スナゴーグで彼らに教えられた。すると、彼らは驚かされ、そして言った、「この知恵とこのすごい力とはどこから手に入れたのか。
55. この人はあの大工の息子ではないか。彼の母親はマリヤと言わないか?また、彼の弟たちはヤコブとヨセと、シモーンとユダではないのか。
56. 彼の妹たちだって、みんなわれわれと共にいるではないか。それなら、この人はどこからこれらの事どもを得たのか?
57. そうして、彼らはに躓かされてしまった。しかし、イエスは彼らに仰せになった。「預言者は、彼の故郷とその家以外なら、敬われないことはありません。」
58. それでは彼らのその不信仰のために、そこでは多くの力のある働きをなさらなかった。

2025年9月24日水曜日

B マタイによる欽定訳)

6章  済

1. 人々の前であなたがたの施しをしないように、注意せよ。彼らに見られないようにするためにしている。それでは、もろもろの天におられる汝の父からは、報酬を受け取れない。
2. 汝らが施しをする時は、偽善者たちがはスナゴーグ通りで人々から栄誉を受けるためにするように、汝の前で、ラッパを鳴らすな。アーメン。は汝に言う。彼らはその報酬を受けてしまっているのだ。
3. 汝は慈善の施しをする時には、汝の右手がしている事を左手には、知らせるな。
4. そうすれば、汝の施しが密かのものとなって、密かの(所で)見ておられる汝の御父ご自身が公然と、汝に報いて下さるであろう。
5. 又、汝が祈る時、偽善者たちのようであつてはならない。
なぜなら、彼らは人々に見られるために、これらのスナゴーグや、通りの角に立って祈る事を愛している。アーメン。は言う。彼らはその報酬を受けてしまっている。
6. しかし、汝が祈る時は、秘密の部屋の中に入り、そはその戸を閉め、密かな所におられるあなたの御父に祈れ。そうすれば、密かな所で見ておられるあなたの御父は、公然と、あなたに報いて下さるのであろう。
7. また、あなたがたは、祈る時には、異教徒たちのように、空しい繰り返しを用いるな。彼らは自分たちの口数の多さによって、彼らの祈りが聞かれると考えている
8. しかし、彼らのようにするな。汝の父は、汝らの父
に求める前に、必要とする事共を知っておられるのである。
9.  そこで、汝な、このように祈りる。『におられる、私たちのお父さま御名があがめられますように。
10. あなたの王国を来たらせて下さい。あなたのみこころで行われているように、地上でも行わせて下さい。
11.  私たちに、今日必要な食物をお与え下さい。
12. 私たちが、私たちの負債者を赦しておりますように、私たちの負債をお赦し下さい。
13. 又、私たちを試みの中に入れず、から開放して下さい。あなたの王国と、と、栄光とは永遠に至るからです。アーメン。』
14. もし、汝らが、もろもろの過失から赦しているならば、もろもろの天におられる汝のの父も又、汝を赦して下さるであろう。
15. しかし、もし彼らを、もろもろの過失から赦してあげていないなら汝の父も、同様に、汝の、もろもろの過失を赦して下さらないであろう。
16. 汝が断食をするときは、偽善者たちのようであってはいけない。彼らは、自分が断食をしていることを人々に表すためだ、彼らのを暗く装っている。アーメン。私は汝に言う。彼らはその報酬を完受けてしまっている。
17. だから、汝は、断食をする時には、あなたの頭に油を塗り、顔を洗え。

18. そうして、人間にではなく、密かな所にいる、汝のに、汝の断食が明らかになり、そして密かな所で見ている、あなたのが、公然とあなたに報いて下さるためである。
19. あたがたの宝を、この地上に蓄えるな。こでは、虫と錆とが台無しにし、盗人が掘り出して盗み出すのである。
20. そこで、汝らの宝を、天に蓄。そこでは、虫も錆も台無しにすることがなく、又、盗人が掘り出す事も盗む事もない。
21. あなたがたの宝のある所には、あなたがたの心もまた、あるからである。
22. この体の光は、目である。だから、汝の目が健全であれば、その体の光も完全である。
23. しかし、もし、汝の目が悪ければ、体全部が暗くなる。もし、あなたの内にあるその明かりが暗ければ、それは、どんなにひどい暗闇であるか?
24. だれも、二人の主に仕えてはいられない。一方を憎み、そして、他方を愛するからある。又、一方を支持するが、他方を軽蔑するからである、天の神にも仕え、マンモン(富と強欲の神)にも仕えることはできない。
25. それ故、はのらに言う。何汝らは食べ、何を飲むのかと、汝らは魂のために心配し、また、何を着ようかと、あなたがたの体のために心配していてはいけない。その命は、食べ物に勝り、又、その体は、着物に勝っていないか?
26. 空の鳥たちを見なさい。彼らは蒔かず、刈り取らず、集めて倉に入れる事もしていない。しかし、天にいます、あなたがたの御父は、彼らを養っておられる。あなたがたは、彼らより、はるかに優れた者ではないのか?
27. 又、あなたがたの内の、だれが心配する事によって、彼の身長を一キュービット加える事ができるのですか?
28. また、何故、着るものについて心配しているなか?野のユリたちが、どのようにして育つのかをよく考えなさい。彼らは働かず、紡いでもいない。
29. しかし、汝に言う。ソロモーンも、彼の栄耀栄華の中でさえも、これらの中の一つほどにも装ってはいなかった。
30. 今日は、野にあるが、明日にはに投げ入れられる野の草でさえも、天の神はこのように装って下さるのなら、尚更のことあなたがたにして下さらない事があろうか?ああ、信仰の小さな者たちよ。
31. だから、心配して、『何をわたしたちは食べるのか、何をわたしたちは飲むのか、又、何を着るのか』と言っていてはならない。
32. これらの物はすべて、異教徒たちが慕い求めているものではないか。におられるあなたがたの父は、あなたがたにはこれらの物すべてが必要である事をご存じなのてある
33. だから、まず、天の神の王国と、彼の義とめよそうすると、これらの物はみな汝に加えられるのである。
34. だから、明日について心配するな。それらの事は、明日自身が心配するからでのやっかい事は、それだけで十分である。

マタイふくいんしよ


1. その時、イエスのところに、エルサレムから法学者たちとファリサイ派の人々が来て言った。
2. 「なぜ君の弟子たちはせんぞたちの伝統を破っているのか。彼らはパンを食べる時に、手を洗わないではないか。」
3. しかし、イエスは彼らに答えて仰せになった。「汝らこそ、なぜ、天の神ご命令に、汝らの言い伝え背いているのか。
4. 天の神は、命じて、こう仰せになった。『汝の父と、汝のを敬え。また、父、または母の事を悪く言う者は、死刑に処せよ。』
5. しかし、汝らは、こう言っている。『だれでも、その父、又は母に向かって、「何であっても、わたしからあなたに利益を与える物は、ささげ物なのです。」と言えば、もはや、その人は父と母とを敬わなくてもよい』と。
6. こうして、汝らは、先祖らの言い伝えのゆえに、天の神ご命令を空しくしてしまっている。
7. 偽善者たちよ、イザヤは、あなたがたについて、よくも預言して言ったものだ。
8. 『この人々は、その口では私のところに言い寄って、その唇でを賛美する。しかし、彼らのから遠く離れている。
9. だから、彼らがを礼拝しても無駄だ。人間共の戒めを教えとして教えているからだ。』」
10. そして、彼らの所に呼んで仰せになった。 「聞け。そして、悟れ。
11. から入る物で、その人を汚す物などはない。しかし、から出て来る物、これが、その人を汚すのである。」
12. その時、の弟子たちがの所に来て彼に言った、「あのファリサイ派の者たちがお言葉を聞いて、気分を害したのをご存じですか。」
13. しかし、は答えて仰せになった。「にいる私の父がお植えにならなかった植物は、すべて根ごそぎにされる。
14. 彼らを放って。おけ彼らは目の見えない人を手引きする、めくらたちだ。もし、めくら見えない人を手引きするならば、両方ともに入って落ち込んでしまう。」
15. そこでペテロが答えて言った、「このたとえ話について、説明して下さい。」
16. しかし、イエスは仰せになった。「汝らまで、まだわかっていないのか。
17. から入る物は、何でも胃袋に入り、そして、排泄されるのがまだわからないのか
18. しかし、から出て、から出てくる物共、これらこそがを汚しているのである。
19. と言うのは、心から出てくるもろもろの邪悪な推理や、殺人、姦淫、淫行、盗み、虚偽の証言、人に対する中傷はその心から出て来るからである。
20. これらの事共がその人を罪深くしている。しかし、洗い両手で食べる事がその人を罪深くする事などはない。」
21. さて、イエスはそこを出発して、ツロとシドーンの地方に去られた。
22. すると、見よ、その地方から、一人のカナン人の女性がの所に出て来て、大声で叫んで言った、「よ、ダビデの息子よ、私をあわれんで下さい。私の娘が悪霊(ダイモニオン)に取りつかれているのです。」
23. しかし、は彼女に一言も返事をなさらなかった。そこで弟子たちが来てに願って言った、「彼追い払ってさい。後ろで叫んでいます。」
24. しかし、は答えて仰せになった。「私はイスラエルの家の失われた羊以外には、遣わされていない。」
25. しかし、彼女はのもとに来て、拝みながらこう言った、「よ、私をお助け下さい。」
26. しかし、は答えて仰せになった。子供たちからパンを取って、子犬たちに投げるのは、良くないことである。」
27. しかし、彼女は言った、「そうです。よ、でも子犬たちは、彼らの主人たちの机から落ちる食べ物のかけらは、食べています。」
28. その時、イエスは彼女に答えて仰せになった。「ああ、女のよ、あなたの信仰は大したものだ。あなたの願いのようになれ。」そして、その時から、彼女の娘はいやされた。
29. さて、イエスはそこからガリラヤ湖の向こう岸にこられた。そして、に登り、そこに腰をお掛けになった。
30. すると、大いなる群衆が来た。彼らは足の不自由な人々、目の不自由な人々、ろう者たち、身体障害者たちや他の多くの人々を連れて来て、彼らをイエスの足の所におろした。そこでは、彼らをおいやしになった。
31. その群衆は、ろう者たちが話しだし、身体障害の人々が健やかな体となり、足の不自由な人々が歩き、目の見えない人々が、見えるようになったのを見て驚かされ、主なるイスラエルの神を賛美した。
32. しかし、イエス彼の弟子たちを呼び寄せて仰せになった。「この群れが、かわいそうでならない。もう、三日もわたしたちと共にいるのに、彼らは何も食べる物がない。またらを空腹のまま去らせたくはない。そうでないと、の途中で弱りきってしまう。」

33. すると、彼の弟子たちはに言った、「荒野で、このような一大群衆を満足させるほどの食物を、わたしたちは一体、どこから手にいれるのですか。」 
34. すると、イエスは仰せになった。そこで彼らは答えた。「七個です。それに魚がいくらかあります。」
35. すると、彼は群衆に座るようにと、お命じになった。
36. そして、七個のパンと、をとり、感謝をささげながら、それらを裂き、弟子たちに与えられた。そして、弟子たちは、それを群衆に分け与えた。
37. それで、皆がそれを食べ、満腹した。そして、食べ残した分は、七つの手籠に一杯になった。
38. 又、食べた人々は、女性と子供たちのほかに、男性が四千人であった。

39. さて、群衆を解散させてから、は小舟に乗られ、マグダラの諸地方に入って行かれた。

B マタイ福音書7章 (欽定訳)

7章

1. 汝は裁かれないように他人を裁くな
2. 汝らが裁いていその裁きによっ汝らも裁かれ、また、汝らが量っているその量りで、汝らも反対に量り返されるからである。
3. なぜ、汝の兄弟の目にあるごみを見ながら、汝にある大きな角材がわからないのか?
4. 又、汝の兄弟に『あなたの目から、そのごみを取り除かせなさい。』と言うのか?見なさい、汝の目には、大きな角材があるではないか。
5. 偽善者よ、まず汝の目から、大きな角材を取り除け。そうすれば、あやはっきりと見えるようになって、汝の兄弟の目から、そのごみを取り除くのである。
6. 聖なるものを、犬どもに与えてるな。又、汝のもろもろの真珠をに投げるな。彼らがそれらの物を、その足で踏みにじって汝らに向かって来ないためである。
7. 求め続けよ。そうすれば、あなたがたに与えられる。捜して続けよ。そうしたら、あなたがたは見つける。叩き続けよ。そうすれば、それはあなたがたに対して、開かれる。
8. 求めている者は、皆受けているし、捜している者は見つけ出している。又、叩いている者に対しては、開かれているのである
9. 汝の中で、もしも自の息子がパンを求めているのに、石を与える人がどこにいるのか。
10. 又、彼が魚を求めているのに、彼にサソリを与えるのか? 
11. たとえ、汝が悪い性格であると知っていても、汝の子供たちには、もろもろの良い物を与える事を知っているならば、なおさらの事、どんなにか、もろもろの天におられるあなたがたの御父が、に求め続ける者たちに、良い物をお与え下さらないはずがないではないか。
12. だから、何ごとでも、人々にあなたがたにして欲しいと願う事をみな、汝も、彼らに、そのようにしてあげなさい。これこそがであり、又、もろもろの預言なのである。
13. 狭い門から入れ。滅亡に続く門は広く、又、その道は幅が広いからである。そして、多くの人々が、それを通って入って行く。 
14. しかし、命に続く門は狭くてその道は細い。そして、それを見つける人は僅かである。
15. しかし、偽預言者たちに気をつけよ。彼らは羊の衣をまとって、汝の所にやって来る。しかし、その内側は強欲な狼なのである。
16、彼らは彼らの果実によって彼らを見分ける事ができる。(農夫は)茨共から葡萄の一房を集め、あざみからイチジクを集めのか?
17. そのように、すべての良い木は良い実を実らすが、悪い木は悪い実を実らせるのある。
18. 良い木は邪悪な実を実らせる事は出来ないし、頽廃した木が価値のある実を実らせる事も出来ない。
19. 良い実を実らせていない木は、すべて切り倒されてに投げ入れられている。
20. だから、汝らは確かに、彼らのによって彼らを知るのである。
21. 私に向かって、『よ、よ、』と言う者が皆、もろもろの天の王国に入るのではないもろもろの天におられます、私の父のみこころを行う者が入るのである。
22. その日には、多くの者が言う。『よ、よ、あなたさまの御名によって、私たちは預言し、あなたさまの御名によって、ダイモニオン共を追い出し、あなたさまの御名によって多くの有力な業共をなし遂げてきたではありませんか。』
23. しかし、その時、は彼らにはっきり言う。『お前たちの事は、全く知らなかった。から離れて行け、不法を行う者共!』
24. そこで、のこれらの言葉を聞いて、それを行うすべての人を、私は岩の上に彼の家を建てた賢い人にたとえよう。
25. さて、雨が降り、洪水がやって来た。そして、も幾度か吹いてきて、その家に打ちつけたが、それは倒れない。それは、の上に土台を置いているからである。
26. 又、のこれらの言葉を聞いて、それを行わないすべての人を、の上に彼の家を建てた、ある愚かな人にたとえよう。
27. そして、が降り、洪水がやって来た。そして、が幾度かその家に吹きつけると、それは倒ら壊してしまった。そして、その壊れ方はひどいものであった。」
28. さて、イエスがこれらの事共を話し終わると、群衆たちは、その教えに驚かされた。
29. イエスが彼らに権威を持つ者のように教えられ、法学者たちのようではなかったからである。

2025年3月31日月曜日

B マタイ福音書28章 (欽定訳)

28章  済

1. さて、安息日が終り、週の最初の日の夜明けに、マグダレーネマリヤともう一人のマリヤを見に来た。
2. すると、見よ、大きな地震が起きた。それは、主の天使が天から下って来て、入口から、を転がしてどかし、その上に腰掛けていたからであった。
3. そして、彼の外観は照明のようであり、彼の衣服は雪のように白かった。
4. そして、見張りたち彼への恐れで動揺し、死人のようになった。
5. しかし、天使女たちに言った。「あなたがたは、恐れなくて良いのです。私はあなたがたが捜している十字架に架けられたイエスを知っているからです。
6. はここにはおられません。が仰せられていたように、よみがえられたからです。来て、が置かれていた場所をご覧なさい。
7. そして、急いで彼の弟子たちの所に行って言いなさい。からよみがえられていることを。そして、見なさい。はあなたがたより先に、ガリラヤに行かれ、そこではあなたがたに会われます。私はあなたがたに言っておきました。」
8. そこで、彼女たちは、恐れと大きな喜びとをもって、墓地を出て行き、彼の弟子たちの所に知らせるために走っていった。
9. しかし、彼女たちが彼の弟子たちに話そうとして行くと、見よ。イエスが彼女たちと会って、仰せになった、「汝らに平安あれ!」そこで、彼女たちは来て、彼の両足にしがみついてを礼拝した。
10. その時、イエスは彼女たちに仰せになった。恐れるな。行って私の兄弟たちに、ガリラヤに行くように伝えなさい。そして、そこで彼らはに会うことになっている。」
11. 彼女たちが行くと、見よ。衛兵のうちの数人が、に入って行って、祭司長たちに、起こったすべてのことを報告した。
12. そこで、長老たちは互いに集まって相談し、多額の金を衛兵たちに与えて
13. こう言った、「彼の弟子たちが夜中にやって来て、われわれが寝ている間にを盗んで行ったと言うがよい。
14. そうしたら、もし、この事が提督の耳に入っても、われわれが彼を説得して諸君には責任がかからないようにしてあげよう。」
15. そこで彼らはを受け取り、彼らが教えられたようにした。そこで、彼らのこの言い分はユダヤ人の間に広がって、今日にまで至っている。
16. そこで、十一弟子たちは、ガリラヤに行って、イエスが彼らに指示したの中に入って行った。
17. そして、彼にお目にかかると、彼らはを礼拝した。しかし、何人かは疑った。
18. そこで、イエスは来て、彼らに語ってこう仰せになった。「天においても地上でも、すべての権威が私に与えられている。
19. それゆえ、行ってすべての諸国民を弟子にし、彼らに、と、と、聖霊の御名においてバプテスマを施し、
20. 私が命じておいた事を、すべて守り行うように彼らに教えよ。見よ、この時代の完結まで、すべての日に、あなたがたと共にいるのである。アーメン。」



2025年1月1日水曜日

B マタイ福音書8章 (欽定訳)

8章  済

1. さて、から下られると、大勢の群衆が後を追って来た。
2. すると、見よ、一人のレプラ患者が来て、を礼拝してこう言った。「よ、あなたさまのおぼしめしでございますならば、あなたさまには、この者を清くする事ができます。」
3. すると、イエスは手を延ばして彼に触れ、こう仰せになった。「そうしてあげよう。清められよ。」すると、直ちに彼のレプラは清められた。
4. それから、イエスは彼に「だれにも話さないように、気をつけなさい。ただ、行って、あなた自身を祭司に見せ、そして、彼らに証明するために、モーセが命じたささげ物をしなさい。」と仰せになった。
5. さて、イエスがカペルナウムに入られると、の所に一人の百人部隊の指揮官が来て、に切に願って
6. こう言った。「よ、私の僕が麻痺でひどく苦しんで家で寝込んでいるのです。」
7. すると、イエスは彼にこう仰せになった。が行って、その人を治してあげよう。」
8. すると、その百人部隊の指揮官は答えて言った、「よ、私はあなたさまに、この(私の家の)屋根の下に来ていただく価値のない者です。しかし、ただ、お言葉を下さい。そうすれば、わたしの僕はいやされます。
9. と言いますのは、私も又、権威の下にある者ですが、私自身の下にも兵士たちがおります。そして、私が一人の者に『行け』と言えば、彼は行きます。又、他の者に『来い』と言えばその者は来ます。又、私のこの僕に、『これをするように』と言えば、彼はそれをしてくれるのです」
10.イエスはそれを聞いて驚き、そしてついて来ている者たちに仰せになった。「アーメン。はあなたがたに言う。このイスラエルの中にさえ、これほどの信仰は見たことがなあ。
11. それで、あなたがたに言う。からも、西からも、多くの者たちが来て、アブラハムや、イサク、ヤコブと共に、もろもろの天の王国で横になる
12. しかし、王国の息子らは、外の暗闇の中に投げ出され、そして、そこで、泣き叫んだり、歯ぎしりしている。」
13. そして、イエス百人部隊の指揮官に仰せになった、「行きなさい。そして、あなたが信じたように、あなたに起こるように。」すると、彼の僕はその時間の内にいやされた。
14. それから、イエスがペテロの家に入ると、彼の姑が熱で寝込んでいるのをごらんになった。
15. そこで、が彼女の手に触れられると、彼女の熱は去ってしまった。そして、彼女は起き上がって彼らをもてなした。
16. 夕方になると、彼らはの所に多くのダイモニオンの虜にされている人々を連れて来た。すると、御言葉をもって霊共を追いし、又、悪いところのある人々を、はすべてお癒しになった。
17. こうして、預言者イザヤによって語られた御言葉が実現した。そこではこう仰せになっている。「はわたしたちの弱さをご自身が取り、彼ご自身がわたしたちの病を負われた。」
18. さて、イエスの周りにいる大勢の群衆を見て、対岸に向けて出発するようにと、お命じになった。
19. すると、そこに一人の法学者が来て彼に言った、「先生、あなたの行かれる所ならどこへでも従って行きます」。
20. しかし、イエスは彼にこう仰せになった。「たちはそれぞれの穴を持ち、空の鳥たちはそれぞれの巣を持っているが、人の子には、を置く場所もない。」
21. 又、彼の弟子たちの一人が「よ、先ず、私の父親を葬りに行かせて下さい。」と言った。
22. しかし、イエスは彼に仰せになった。についてきなさい。そして、死人は彼らの死人が葬るに、まかせておきなさい」。
23. さて、がその舟に乗り込まれると、彼の弟子たちが従った。
24. すると、見よ、でひどいしけが起こり、幾度かに呑まれてしまった。しかし、は眠っておられた。
25. それで、彼の弟子たちは、の所に来て、を起こしてこう言った。「よ、私たちを助けて下さい。私たちは死んでしまいます。」
26. すると、彼らに仰せになった。「どうして、おまえたちはそんなに臆病なのか。何と小さな信仰なのだろう」。そして、は起きて、とをお叱りになった。するとそこには、大いなる静寂があった。
27. そこで、彼らは驚いてこう言った。「この方は、一体何者なのか。でさえも、には従順に従うのか」。
28. さて、対岸の、ゲルゲネサの国に来ると、墓場の中から非常に凶暴で、だれもその近くの道を通る事ができない、二人のダイモニオンに取りつかれた者が出て来るのに会われた。
29. そして
見よ、彼らは叫んでこう言った。「俺たちと、あんたとの間が、何だっていうんですか?イエス天の天の神の息子よ、まだ、が来ていないのに、俺たちを苦しめに来たというんですか?」
30. さて、彼らから離れた所に一群の豚の大群が飼われていた。
31. そこで、ダイモニオン共がに願ってこう言った。「もし、俺たちを投げ出すのなら、あの豚どもの群れの中に行かせてくれませんか?」。
32. すると、はその者共に仰せになった。「行け」。そこで、出ていって、その豚の群れの中に去った。すると、見よ、豚の群れは、全部が一斉に駆け下って崖からの中に飛び込み、の中で死んでしまった。
33. そこで飼い手たちは逃げだし、の中に入って、すべての事と、ダイモニオンに取りつかれた者たちの事を人々に告げた。
34. すると、見よ、町の者たちは皆がイエスに会うために出てきて、にお会いいすると、彼らの地域を去るように願った。