2026年3月21日土曜日

B マタイ福音書13章 (欽定訳)

13章  済

1. さて、その日、イエスを出て、海辺に座っておられた。
2. すると、大群衆が、の所に互いに集まって来た。そこでに乗り、腰をお掛けになった。又、すべての群衆に立っていた。
3. そして、は多くの事を例え話しによって語って仰せになった。「見なさい、種を蒔く者種蒔きに出て行った。
4. そして、彼が蒔いていると、幾つかは、道路脇に落ちた。すると、鳥共がやって来て、それらを食べてしまった。
5. また、他の幾つかは、石ころだらけの場所に落た。土が多くはなかったので、すぐに伸びてきた。地が深くなかったからですある。
6. しかし、太陽が昇ると、枯れてしまいました。根がないので、乾し上がったのだ。
7. 又、幾つかは、茨共の茂る地に落ちた。すると、茨共が伸びてきて、それらをふさいでしまった。
8. しかし、幾つかは、良い地に落ちて実り、ある種は、百を、他は六十を、又、ほかの種は三十を実らせた。
9. 聞く耳があれば、その人は聞きなさい。」
10. すると、弟子たちが入って来て、に言った、「なぜ、彼らにたとえで話されるのですか。」
11. すると、は彼らに答えて仰せになった。「汝らには、もろもろの天の王国の奥義を知る事が許されているのだが,彼らには許されていません。
12. だれでも、持っている者は、更に与えられる。それで、彼はますます豊かになります。しかし、持っていない者は、持っている物さえも取られてしまう。
13. だから、は彼らにはたとえで語っている。見ているのに、彼らは見ていない。それに、聞いているのに、彼らは聞いていないし、悟ってもいないからだ。
14. そこで、イザヤの預言が彼らにあって現実になったの。それにはこう言っている。「あながたは、聞くには聞くが、全く理解しない。又、見るには見るが、しかし、決して悟らない。
15. この民の心は、鈍感になり、彼らはその耳で聞くには重く、彼らはその目を閉じていたからだ。それは、彼らがその目で見、その耳で聞き、そして、その心が悟って立ち返り、が彼らを癒さないためである。」
16. しかし、汝らのは幸いである見ているのだから。又、両耳も 幸いである。聞いているからだ。
17. そうだ、は汝らに言う。多くの預言者たちや、義人たちは汝らが見ている事を見たいと願ったのに見なかった。又、汝らが聞いている事を聞きたいと願ったのに、聞けなかったのである。
18.  だから、おまえたちは、この、種蒔く人のたとえを聞いておきなさい。
19. だれでも、王国の言葉を聞いていながら、理解しなければ、邪悪な者がやって来て、彼の心に蒔かれた物を奪い去っていく。これが道ばたに蒔かれた人のことだ。
21. 又、石ころだらけの地の上にが蒔かれた人、それは、御言葉を聞くと、喜んで、すぐにそれを受け入れる人だ。
21. しかし、彼の内に根を持っていないので、それは一時的なものにすぎない。御言葉のために困難や迫害が起こって来ると、彼はすぐにつまずかされる。
22. そして、茨共の中に種蒔かれた人とは、御言葉を聞きながら、この世への心遣いと富共の欺きによって御言葉をふさがれてしまって、実を結ばない、その人のことである。
23. しかし、良い地に種蒔きされた人とは、御言葉を聞いたら理解する人である。その人は実を実らせ、一人が百を、もう一人は六十を、又は三十を産み出す。」
24. 又、は他のたとえ話しを人々の前でされ、こう仰せになった。もろもろの天の王国は、良い種を自分の畑に蒔いた一人の人のようだ
25. 人々が寝ている間に、彼の敵がやって来て、の真ん中に毒麦の種を蒔き、逃げ去った。
26. さて、が出て、実が着いてきたが、その時、毒麦も又現れた。
27. それで、家の主人僕たちが彼の所に来て言った、『ご主人様。あなたさまの畑にお蒔きになったのは、良い種ではありませんでしたか。いつから、この毒麦が?』
28. すると、彼は言った、『一人の敵がこれをしたのだ。』そこで僕が彼にこう言った。『それでは、私たちが彼らを集めて来ましょうか?』
29. しかし、彼は言った、『いや、あなたがたがその毒麦共を集める時に、までも一緒に引き抜くといけないから、
30. 収穫の時まで一緒に育つままにしておきなさい。収穫の時に、私は収穫人たちに言おう。[最初に、毒麦共を集め、そして、それらを焼却するために束ねよ。は収穫して私の倉庫に入れよ]と。』」
31. 又、他のたとえを彼らに語って仰せになった。「もろもろの天の王国は、取られて、ある人に自分の畑に蒔かれた辛子の種に似ています。
32. それは知っての通り、すべての種よりも小さい。しかしそれが成長すると、もろもろの草よりも大きくなり、一本の木にもなる。そして、天の鳥共が来て、枝々に巣を作るのです。」
33. 更に、彼らにたとえ話しをして、仰せになった。もろもろの天の王国は、ある女性に取られて三目盛りの麦粉に混ぜられた、パン種に似ている。時がくると、全体が膨ませられます。」
34. これらすべての事を、イエスはたとえによって多くの群衆に語られた。又、たとえ以外では、彼らに語られなかった。
35. こうして、預言者によって語られた事が成就された。そこではこう仰せになっている。「は自分の口を開いて、たとえを語ろう。世界の始めから隠されている事共について語ろう。」
36. さて、群衆を去らせると、イエスの中に入られた。すると、彼の弟子たちがのもとに来て、こう言った。「畑の毒麦のたとえを私たちに教えて下さい。」
37. そこで、は答えて仰せになった。「良い種を蒔く者とは、人の子の事である。
38.  又、この世界のことで良い種は、王国の子供たちであり、毒麦とは、悪い者子供たちのことだ。
39. そして、その者たちを蒔いた者とは、ディアボロスのことである又、収穫とは、世の終わりの事であり、収穫人たちとは、御使いたちのことだ。
40. そして、毒麦共が集められてに放り込まれ、燃やし尽くされるように、世の終わりの時にもそのようになる。
41. 人の子は、彼の使いたちを送る。すると彼らは彼の王国から、すべてのつまづきと、すべての不法を行う者共を集めて来る。
42. そして、彼らはその者共を、消える事のない火の中に投げ入れるが、そこでは、泣き叫び歯ぎしりとがあるのだ。
43. その時、義人たち彼らの御父の王国太陽のように輝くのである。聞くための耳を持っているなら,その人は聞きなさい。
44. 又、もろもろの天の王国は、に隠されている宝のようなものである。ある人がその隠してあるのを見つけると、それを隠しておいて、喜びいさんで、彼は行ってすべての持ち物を売り払って、そのを買うのです。
45. 又、もろもろの天の王国は、優れた真珠たちを捜している一人の商人のようなものだ。
46. ものすごく貴重な真珠を一粒見つけると,その商人は、行って持物をすべて売って、それを買いとった。
47. 更に、もろもろの天の王国に投げ入れられて、どんなの魚でも皆集めてしまう、魚網のようである。
48. そして、それが一杯になると、彼らはそれを浜に引き上げてそこに座り、良い物は器に入れ、悪い物は投げ捨てる。
49. 世の完成の時にもその様な事が起こる。使いたちは出て行って、義人たちの中から、悪い者たちを選び出し、
50. そして、消えることのない火の中に彼らを投げ入れる。そこでは、泣き叫びと歯ぎしりとがある」
51. イエスは彼らに、「汝らは、これらの事がみんな理解したか?」と仰せになった。彼らはに、「はい、主よ。」と言った。
52.  そこで、は彼らに仰せになった。「それだから、もろもろの天の王国の御言葉を学んだ人はすべて、自分の倉から新しい物や、古い物を取り出している一家の主人に似ています。」
53. さて、イエスはこれらのたとえ話しを終えると、そこから退かれた。
54. そして、ご自分の町へ入り、スナゴーグで彼らに教えられた。すると、彼らは驚かされ、そして言った、「この知恵とこのすごい力とはどこから手に入れたのか。
55. この人はあの大工の息子ではないか。彼の母親はマリヤと言わないか?また、彼の弟たちはヤコブとヨセと、シモーンとユダではないのか。
56. 彼の妹たちだって、みんなわれわれと共にいるではないか。それなら、この人はどこからこれらの事どもを得たのか?
57. そうして、彼らはに躓かされてしまった。しかし、イエスは彼らに仰せになった。「預言者は、彼の故郷とその家以外なら、敬われないことはありません。」
58. それでは彼らのその不信仰のために、そこでは多くの力のある働きをなさらなかった。

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